【刺繍の基本】ロングアンドショートステッチの刺し方とコツ

ロングアンドショートステッチには、刺し方が2種類あります。

1. 先に刺している糸と同じところに差し入れる刺し方
2. 先に刺している糸と糸の間に差し入れる刺し方

初心者には修正もしやすいので、2.での刺し方がおすすめです。

きれいに刺すコツは

• 糸の向きを平行に揃える
• 図案にガイドを引く

です。

ロングアンドショートステッチとサテンステッチは、図案の端から端までの長さが、

• 1cmより長い…ロングアンドショートステッチ
• 1cmより短い…サテンステッチ

で、使い分けましょう。

図案の端から端まで刺そうとして、1針が長くなると、ひっかかったり、たるんだりが起きやすくなります。

また、1つの図案の中で、ロングアンドショートステッチとサテンステッチ両方使って刺してもOKです。

途中までサテンステッチで刺し、広くなったところでロングアンドショートステッチに変更して、面を埋めましょう。

ロングアンドショートステッチは、広い面の中を、長短のステッチで埋めていくので、図案が大きくても広くても大丈夫です。

また、花びらや葉をより写実的に表現したり、動物の毛並みを表現したりできます。

ロングアンドショートステッチは、刺繍する面積が広いため難しそうですが、好きな図案をぬりえのように刺せます。

ロングアンドショートステッチをマスターすると、刺繍が楽しくなりますよ。