その2 編み目の細かいニット
1.毛糸の選び方
編み目が細かいニットは、通常の生地と同じ感覚で刺繍していくことが出来ます。 毛糸の太さやカラーはお好みでどうぞ。 毛糸が太いとぷっくりとした刺繍が出来上がり、細いと繊細な刺繍がに仕上がります。 カラーは、3~4色がお勧め! 今回は、やや細めの毛糸で、カラー3色に。 ニットに馴染むカラーとして緑色を、 差し色としてピンク色を、 3色目は、全体に可愛く仕上げるために白色に決めてみました。
2.デザインの決め方
刺繍を始める時、図案を考えたり、図案を写したり・・・。 その手間を省いて、時短で気軽に刺繍を楽しむために、図案は〇と△だけに絞ってみました。 〇と△なら、フリーハンドで対応できます! 〇は花、△は葉に見立てたデザインは、いかがでしょうか?
3.〇の花の刺繍の刺し方
チャコペンを使いフリーハンドで〇を描きます。
〇の中に、画像のように5本の線を描きます。
針に毛糸を通し玉留めをしてから、〇の中心を裏から刺します。
中心から外向きに、線に沿って〇の輪郭線まで、毛糸を渡します。
同じ要領で、残りの4本を仕上げます。
5本の線が出来上がったら、再び中心から毛糸を出します。
編み目の細かいニットは、生地感覚で形のある刺繍を楽しむことがお勧めです。