なぜ毛穴パックにオロナイン？オロナインパックのやり方と正しい毛穴ケア方法

今回は、ネットで話題になっている「なぜ毛穴パックにオロナイン？」という疑問にお答えします。オロナインパックのやり方と正しい毛穴ケア方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

鼻の黒いプツプツ・・・何をやっても取れない・・・
気になり出すと、そればかり気になってしまったり。
そんな経験はありませんか？

どうにかしようとゴシゴシしても取れないし、メイクで隠そうとしてみてもなかなか隠し切れません。それどころか、逆に目立ってしまうのがこの頑固な鼻の黒ずみ。

そんな鼻の黒ずみをオロナインで取ることができるのか？というのが、今回のテーマです。

上記のような疑問をお持ちの人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、SNSでも話題になっているオロナインパックのやり方と正しい毛穴ケア方法についてご紹介いたします。

そもそも、〝オロナイン〟を知っていますか？
使ったことがあると言ったような人も、少なくないのではないのでしょうか。
自分は使ったことがなくても、家に一個はあるほど馴染みが強いものですよね。

大塚製薬が提供しているオロナインは、肌荒れや擦り傷をケアするための軟膏です。殺菌効果があり、ニキビやあかぎれ、軽いヤケドなどに使用することができます。

オロナインの箱には、次のような症状に効果があると書かれてあります。

手荒れや傷でオロナインを使用したことがある人はいるかもしれませんが、にきびや吹き出物、水虫にまで効果があるというのは知らなかったという人もいるのではないでしょうか。

オロナイン毛穴パックとは、オロナイン軟膏を皮膚に塗ったあと、パックをすると毛穴がゴッソリ取れるというものです。

ネットを中心に、さまざまな口コミが拡散しているようです。

SNSやyoutubeでオロナイン毛穴パックが話題になったそう。
オロナインにはオリーブオイルも配合されているため、毛穴パックする前に塗布することで、皮膚が柔らかくなり黒ずみのもとの角栓が取れやすい状態を作り出せたのでは？という説も。

そんな毛穴の黒ずみの原因は、主に４つあります。

オロナインパックで取れるものと取れないものがあります。

１．毛穴に溜まった汚れ
蒸しタオルで毛穴を開いたり、入浴中にサランラップをかぶせてオロナインパックを行うと効果的です。
オロナインのみを使用したパックを数回実行すると、だんだん薄くなっていきます。

２．酸化した角栓
パック後は角栓が詰まっていた毛穴が開いたままなので、冷たい水で引き締め、保湿ケアもしっかり行いましょう。
オロナインと剥すタイプのパックを併用して行うと、酸化して黒ずんだ角栓ごとスッポリと取れます。

３．うぶ毛
肌が敏感な人は刺激の強いパックは控え、電気シェーバーなどで処理しましょう。
剥すタイプのパックを使用すると、うぶ毛の処理も一緒にできます。

４．色素沈着
ざらつきや角栓がなくうぶ毛を処理しても毛穴が黒ずんで見える場合は、紫外線やこすり過ぎなどのダメージによる色素沈着の可能性があります。
色素沈着はメラニンによる黒ずみです。メラニンによる黒ずみは、オロナインパックや毛穴ケアで解消することはむずかしいです。

オロナインは、もともと殺菌効果のある軟膏。
肌が敏感だったり弱い人だったりと言う人で皮膚に塗って赤くなった人もいるので、使用する時には注意しましょう。

 

オロナインパックは、〝鼻の黒ずみが薄くなった〟とか〝毛穴が目立ちにくくなった〟と言ったように「効果がある」と言った声が多いですが、いくつか注意点があります。

オロナイン毛穴パックにより、角栓が取れて確かに毛穴がすっきりします。
しかし角栓が取れただけで、その鼻は「穴が開いた状態」になっていて、毛穴が消えるわけではありませんし、毛穴が小さく閉じてくれるものではありません。
一時的に毛穴汚れは取れますが、放置すればまた新たな汚れが溜まっていきます。

そのため、一時的に毛穴の汚れが取れただけで、毛穴を引き締める効果や汚れが取れた状態の毛穴を持続できる方法ではありません。
 

毛穴パックをやりすぎると、次のようなことが起きてしまう可能性があります。

１．皮膚に負担がかかり、肌荒れを起こしてしまう。
そもそもオロナインは角栓を取るための軟膏ではないため、肌との相性が悪く肌が赤くなってしまった人もいます。

２．毛穴が開いてしまう。
毛穴の汚れを取るためには、毛穴を大きくしないといけません。そのため、オロナインパックをやりすぎてしまうと、毛穴が開きっぱなしになってしまう可能性があります。


こういったトラブルを防ぐためにも、オロナインパックは週に一度くらい行うのがベストです。
それぐらいのペースで行えば、毛穴が大きくなる心配もありませんし、毛穴の汚れもあまり溜まりにくくなるでしょう。

そもそも、角栓とは皮脂と皮膚の汚れ。毛穴をクリアにするためには、角栓を除去するのではなく、肌のターンオーバーを正常化させることが先決です。
肌のターンオーバーが正常化すれば皮脂の過剰分泌が抑えられ、肌の表面がなめらかになります。

ターンオーバーの周期が乱れると次のような事がおこります。
 

• 肌がくすみ、暗く見える
• 肌が硬くなり、スキンケア成分の浸透がしにくくなる
• シミやシワなどができやすくなる
• 乾燥しやすくなったり、肌荒れをおこしやすくなる

などと言った、多くの肌悩みが出やすくなってしまう可能性があります。

ここまでご紹介してきたように、毛穴パック前に皮膚を柔らかくしたり、保湿したりすると、毛穴パック時に効果的なようです。

そこで、オロナイン以外に毛穴パック前に皮膚を保湿できるアイテムや方法を以下にピックアップしましたので、参考にしてください。

 

ワセリンとは、皮膚科などで処方される保湿剤のひとつ。乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの肌荒れにも活用されています。

ワセリンは、毛穴に詰まった皮脂と同化することにより毛穴づまりをクリアにする効果が期待できます。

ニベアは、花王から販売されている保湿クリーム。スクワランやホホバオイルなどの保湿成分が配合されています。

ニベアは油分がたくさん含まれていて、毛穴を開かせ角栓を柔らかくしてくれる効果が期待できます。

オリーブオイルには、オレイン酸という皮脂成分が含まれています。
ただし、食用はNG。
美容系のオリーブオイルがありますので、そちらを使用しましょう。

美容オリーブオイルには、皮脂と同じ成分だからこそ皮脂にもよくなじみ、肌への刺激が少ないお手入れが可能です。
さらに、毛穴に詰まった皮脂汚れを浮かせて、溶かすはたらきもします。

鼻だけではなく、顔全体のクレンジングをするときに一緒に鼻の汚れを落とせるようなクレンジング剤があったらいいですよね。
鼻の角栓をクリアにしてくれる毛穴クレンジングは、上記で紹介したのとは他にもいろいろあります。


以下のページでは、毛穴パックにおすすめの毛穴クレンジング剤をランキング化しています。
自分の肌に合いそうなクレンジング剤があるのか、こちらも併せてぜひ参考にしてください。

 

いかがでしたでしょうか。試してみたいものは見つかりましたか？
鼻は顔の中心。
自分が思うより、意外に周りの人から見られているパーツです。
そして、顔全体の透明感も決まってくる大事なパーツです。

そんな大事なパーツの鼻が、ツルツルぴかぴかになったらどうでしょう。
自分に自信が出てきそうですし、人とも堂々と話ができそうですよね。

今日紹介した〝オロナイン毛穴パック〟や他のパックも、正しい方法できちんとおこなえばとても簡単に理想の鼻が手に入るでしょう。