そう思っているのはあなただけではありません。わたしもその1人です。
ということで、椅子に座ったまま腹筋を鍛えてダイエットする方法をご紹介します。
たるんだお腹はスキマ時間に鍛えよう
若さでなんとか持ちこたえていた筋肉も、デスクワークと毎晩の晩酌で見る影もなくなり、体が全体的にぽってりと丸くなってきました。特にお腹が丸くなると、いきなり中年感が増します。
まずはこの中年感をかもし出しているお腹を、何とかしたいですよね。
しかし、ダイエットで1番難しいのは続けることです。
ハードなトレーニングの方が早く効果を実感できることを知っていますが、毎日続けるのはつらくなり、仕事や家事の合間にトレーニングの時間を確保することも困難で、これまで何度も挫折を繰り返してきました。
デスクワーク中や、ちょっとしたスキマ時間にできるトレーニングがあれば、続けることができますよね。
まずは、デスクワーク中に椅子に座ったままこっそりと行えそうなトレーニングをご紹介。仕事中に行えるのであれば、わざわざ時間の都合をつけなくても大丈夫です。
しかし、やはり仕事中は周りの目もあるし、トレーニングにも仕事にも集中ができなくてむずかしいですよね。そこで休憩時間などに手軽に行えたり、自宅でテレビを見ながらできるトレーニングもご紹介。
そして、最後にご紹介する呼吸法のトレーニングは、周りにも気づかれにくく、仕事中でも通勤中でも自宅でも、あらゆるところで行えるので、1番おススメです。
そんな比較的簡単で効果的、しかも続けられるというわがままなトレーニングをご紹介したいと思います。
鍛える筋肉を意識すると効果が変わる?!
筋トレに夢中なダンナも、ヨガインストラクターの友だちも、「効果的なトレーニングとは動かす筋肉を意識すること」だと、口をそろえて言っています。
今鍛えている筋肉を意識するだけで、その筋肉が効果的に鍛えられるのです。
ということで、トレーニングを始める前に、まずは腹筋について詳しく知りましょう。
トレーニングの前に腹筋を知ろう
- 腹直筋(ふくちょくきん)
- 外腹斜筋(がいふくしゃきん)
- 内腹斜筋(ないふくしゃきん)
- 腹横筋(ふくおうきん)
それぞれ、どこにあるのかなどを見ていきたいと思います。
腹直筋(ふくちょくきん)とは
体を前に屈折させたり、横に曲げたりひねったりするときに主に使われます。また、腹圧を高め、ろっ骨を押さえたり、骨盤の前面を引き上げたりする働きをしています。
腹直筋を鍛えると、お腹が引きしまります。
ちなみに「シックスパック」とは、お腹の皮下脂肪が少なく、この腹直筋が目視できる状態の事です。腹直筋はあらかじめ分かれているので、鍛えることに加えて、お腹の皮下脂肪を減らして筋肉が見えるようにしなければ「割れた腹筋」は手に入りません。
外腹斜筋(がいふくしゃきん)と内腹斜筋(ないふくしゃきん)とは
外腹斜筋と内腹斜筋はともに協力して、体を横に曲げたりひねったりするときに主に使われます。また、腹圧を高めたり、姿勢を維持したりすることにも貢献し、内臓を正常な位置に安定させたり、排便を助けたりしています。
外腹斜筋と内腹斜筋を鍛えるとクビレができます。