最後に、端にリメイクシートが余っている場合は、貼る場所の端に定規を当てて、余った部分をカッターで切り落とせば完成です。
よくある失敗例はこれで解決
完成したら、一度、シートの表面をよくチェックしてみてください。下準備の段階で、リメイクシート自体についた折り目をのばしても、なかなか完全には平らにならないようで、上手に貼っても浮いてしまっている部分があるかもしれません。
私も実際に貼った後で、折り目の部分が数か所浮いてしまっていました。しかし、安心してください。その問題、実はドライヤーで簡単に解決できるのです!
方法は簡単。浮いてしまった場所にドライヤーの熱風をあてながら、ローラーをかけるだけ。すると、ピッタリと貼りつき、浮いてしまった場所が嘘のように消えてなくなります。ドライヤーの当て過ぎには、くれぐれもご注意ください。
これには驚き!上がその試した時の写真です。
縦に大きく2本入ってしまっていた折り目の跡が、丸の部分にドライヤーを当ててローラーをかけたら、見事にきれいになりました。
しかも、ドライヤーを当てる前よりかけた後の方が、よりキッチンの扉に密着して自然な木目の質感が出たので、この方法はおすすめです。もし、それでも小さな気泡が残ってしまった場合は、針で刺して中の空気を抜き、再度ドライヤーを当てながらローラーをかけてください。これで、ほぼ完ぺきな仕上がりになるはずです。
BEFORE
AFTER
実はこのキッチン、築40年以上の住宅のキッチンなのですが、たった数百円しかかかっていないとはとても思えないような出来栄えになりました。近くからじっくり見ても、自然な木の雰囲気に仕上がっていて、古めかしい雰囲気だったキッチン全体が、一気におしゃれ空間に大変身です。