STEP3:布に刺す
まずは、パンチの感覚をつかむため、試し刺しをやってみました。
刺繍枠に土台生地をセットします。 土台生地の織目が十字に直角になるように引っ張りながら、刺繍枠にしっかりとおさめます。
土台生地を用意する
今回はニードルパンチの専用布地を使用しています。 その他、厚みのある布で、目が少し粗目で縦・横の織目がしっかりと見える布が向いています。
刺繍枠があると便利
今回使用した刺繍枠は、USA製のMORGANです。 24.5cm枠と17cm枠を2段に組み立てて使用しています。 その他、ニードルパンチでは、布の上からパンチをするので布がずれやすい傾向があります。 しっかりと布がセット出来る刺繍枠が向いています。
布にニードルを刺していく
針の長さは、一番短いDにセットしています。 まずは、針のカット面を進行方向へ向けて、ハンドルを握ります。
そのまま布に針が見えなくなるまで差し込みます。
そして、ゆっくりとハンドルを持ち上げて、布に沿わせるように、進行方向へ3㎜ほど移動させます。 移動させる間隔は、織目を目安にします。
この作業を続けていくと、画像のようなステッチが出来上がります。
ハンドルの先端のつまみを引っ張りながら、A~Dの目盛りの場所へ調整をすると、針の長さはこのように変化をします。 A:53㎜ B:43㎜ C:34㎜ D:24㎜