前回革小物を作るための道具の紹介をさせて頂きました。今回はそれらを使って革小物製作の下処理と縫い方までを紹介したいと思います。
※材料の中の「トコノール」は私的に使っている物で、ほかにも「トコフィニッシュ」「CMC」など各種ありますが、「処理剤」ではわかりにくいかと思い製品名を載せています。
※材料の中の「トコノール」は私的に使っている物で、ほかにも「トコフィニッシュ」「CMC」など各種ありますが、「処理剤」ではわかりにくいかと思い製品名を載せています。
前編は下記の記事からどうぞ
<材料>
加工用の革適量
縫い糸適量
トコノール適量
蜜蝋適量
<道具>
鉄筆
金属製定規
別切り
木製ハンマー
菱目打ち
クラフト針
板(10㎝×30㎝)2枚
加工用の革適量
縫い糸適量
トコノール適量
蜜蝋適量
<道具>
鉄筆
金属製定規
別切り
木製ハンマー
菱目打ち
クラフト針
板(10㎝×30㎝)2枚
革の裏面(床面)処理から
床面処理剤を置きます
順目に塗るために、手で革を触って順目と逆目を探して下さい。床面処理剤は目に沿って塗っていきます。 【コツ】指で押さえる部分を最初に少しだけ塗って乾かしておきましょう。あとの作業が楽できれいに行きます。
ここを押さえてキュッキュッキュ
最初に塗っておいたところを支点にします。 やっておかないとそこだけ最後に処理しなければなりません。せっかく塗ったところが台無しになることもありますし、手も汚れます。
延ばしながらひたすら磨く
塗り終わったら丸くて硬いものでひたすら磨くべし! ツルピカになれば革の下処理の完成です。
革には表面(銀面)と裏面(床面)があります。簡単に言えばみなさんが目にするのが銀面です。床面はふつう処理がされておらず、毛羽立っています。これをきちんと処理しておかないと後で革埃が出て汚くなりますよ。