かぎ針だけで編めた!ズパゲッティのラグの作り方

今回は、初心者さんにもやさしいハンドメイド素材、Tシャツヤーンの「ズパゲッティ」を使い、ラグマットを作ります。「まるく編むのって難しいのでは?」「ラグなんて相当時間がかかるのでは?」そんな心配もこのズパゲッティなら大丈夫!ポイントさえ押さえれば、ザクザク編めますよ♪
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更新:2017.12.4 作成:2017.11.30

目次
  1. 【材料・道具】
  2. ①円編みをする前に
  3. ②結び目を作る
  4. ③1周めを編む
  5. ④2周めを編む
  6. ⑤3周め以降は
  7. ◆色を変えたい時は◆
  8. ⑥糸の処理をする
  9. ⑦完成です☆
  10. ポイント

【材料・道具】

材料

  • ズパゲッティ(ブルー系、グレー等お好みに合わせて)数玉

道具

  • かぎ針(10mm。8mmもあると便利)
  • はさみ

①円編みをする前に

円の形に編むには、2種類の方法があります。

①1周(段)ごとに円形に整えず(=最初と最後の目を繋がず)渦巻き状に続けて編んでいく。
②1周(段)ごとに円形に整え(=最初と最後の目を繋ぎ)、高さを出してから(=立ち上がりの鎖目を編んでから)次の段を編んでいく。

今回は、渦巻き状に編む①の方法で作っていきます。1周ごとに形を整え大きさを増やしたい場合は、「④2周めを編む」の中に簡単な説明があるので、そちらを参考にして下さい。

そして、仕上がりが「平らな円の形」になるように、押さえておくポイントがあります。平らな円に仕上げるには、編み目の数を決め、「ちょうどよく」増やす必要があります。円になるように増やさないと、円の長さが長すぎて、床に置いたときに波打ってしまうので気を付けて下さいね♪

*ここでのポイント*

①1周編む度に、1目めに印をつける(編み始めを分かりやすくするため)
②決まった数の目を編み、最後に必ず確認する(数が違うと、たわんだ形に仕上がるため)
③2回細編みをする場合は、位置をずらす(ずらさないと、きれいな円にならないため)

これらを押さえればOK。詳しくは後の「memo」にあるので、そちらを参考にして下さいね♪

memo

②今回は「円の中に6つ編み目が収まる」として、1段増えるごとに6目ずつ増やしていく方法です。「円の中に収める編み目」の数で、増やす目の数も変わっていきます。(例「円の中に8つ編み目が収まる」と考えると、8目ずつ増やすことになります。)

また、「円を編んだら、平らにならず波打っている形になった」場合は「編み目の増やしすぎ(一周の長さが長すぎ)」が考えられます。編み終わりには数があっているか確認し、次の段に進みましょう。

③2回細編みをする位置をずらすのには理由があります。今回は「円の中に編み目が6つ収まる(円を六角形として考える)」としているので、同じ位置で編み目を増やせば、その場所だけが膨らみ(=角が出やすくなり)、「円の中に収めた編み目と同じ数の角」のある「六角形」になっていきます。「角の数が多い形の方がより円に近い」ので「膨らんだ編み目が多方向にある(=角が出来る部分をずらしてある)」方が、より円に近い形になります。

②結び目を作る

1.二重の輪を作る

糸の先端を10cm程度残して、二重の輪を作ります。

2.二重の輪を通し、糸をかける

かぎ針を二重の輪に通し、向こう側の糸を引っ掛けます。

3.輪をくぐらせる

引っ掛けた状態で、手前側に引き輪をくぐらせます。

4.引き上げる

かぎ針を軽く引き上げます。

5.さらに糸をかけ、引き抜く

更に糸をかけ、かぎ針に通っている輪を引き抜きます。

円編みの結び目が出来ました

これで結び目が出来ました。赤い印のある目は「立ち上がりの鎖目」です。

※この目は円編みの1目として数えません。

③1周めを編む

ここから細(こま)編みをして円の形にしていきます。 ※この後、竹串のある方向にかぎ針を入れて編んでいきます。

1.輪をくぐらせる

(竹串の方向に)かぎ針を手前から輪にくぐらせます。

2.糸をかける

糸をかけます。

3.糸を引き抜き、引き上げる

手前側に引き抜きます。

上に引き上げます。

4.糸をかけ、引き抜く

更にかぎ針に糸をかけ、かぎ針に通っている2本の輪を引き抜きます。

1目めが編めました

1目めが編めました。(赤い印のある目は「立ち上がりの鎖目」になります。)

5.続けて6目めまで編む

全部で6目編んでいきます。(赤い印は「立ち上がりの鎖目」です。)

6.中心を引き締める

2重になった輪のうち、本体が引き締まる糸があります。まずそちらを引っ張り、中心を引き締めます。

7.最後まで引き締める

次は、残していたもう一本の(先端側の)糸を引っ張り、輪がなくなるまで引き締めます。

④2周めを編む

次は、竹串のある鎖目をすくい、編んでいきます。ここからは、渦巻き状に細編みをしていきます。

※この方法は「最初と最後の目を繋いで一つの円にせずに、渦巻き状に編む方法」です。

1.かぎ針を入れる

竹串のある目にかぎ針を入れ、糸をかけます。

2.糸を引き抜く

そのまま糸を引き抜きます。

※手前側の輪を引き抜かないように注意。

3.糸をかけ、引き抜く

さらに糸をかけて、かぎ針に通った2本の輪を一度に引き抜きます。

1目めが編めました

立ち上がりの鎖目を作らない方法で、1目めが編めました(かぎ針の下の鎖目と赤い印のある鎖目)。 次は、竹串のある同じ位置に、1~3の工程で細編みを1回編み入れます。

2目めが編めました

更にもう1目を編み入れ、同じ位置に2回細編みをしたところです。2周めは、同様に鎖の数だけ鎖1目につき2回細編みをして、全部で12目になるように編みます。

1目めを編んだ後は

新しい段を編み始めたら、1目めに印をつけるのがおススメ。この作品は、最高で1周102目を編みます。「どこから編み始めたか分からない!」ということを避けるためにも、印をつけておく事をお勧めします。画像のように、短いズパゲッティもこんな風に活用できます。糸に傷が付かないのでいいですよ♡

◆1段ごとに円の形に整えて編む方法◆

こちらは渦巻き状ではなく、1周(段)ごとに円の形に整えてから(=最初と最後の目を繋ぎ円にしてから)、高さを出して(=立ち上がりの鎖目を作り)次の段(周)を編む方法です。
簡単にご紹介しますので、参考にして下さいね♪

1周めの最後の目を編み、引き締め終わったところです。
竹串のある最初の目に引き抜き編みをして、編み始めの目と最後の目を繋ぎます。

竹串のある鎖目の下に、かぎ針を入れます。

かぎ針に糸をかけ、かぎ針に通っている鎖と輪を一度に引き抜きます。

これで1周めが編めました。(赤い印のある目は引き抜いた目です。)

次は、かぎ針に糸をかけ、引き抜いて鎖編みをし、立ち上がりの鎖目を編みます。この後同じ目に細編みを2回して、同じように鎖の数だけ編んでいきます。編み終わったら、同じように最初と最後の目を引き抜き編みで繋ぎ、立ち上がりをつけて次の段を編んでいきます。 ※こちらも渦巻き状と同じく、2周(段)めが編み終わると、編み目が12目になります。

⑤3周め以降は

こちらは2周めが編み終わったところです。鎖1目に対し2回ずつ細編みを編み入れ、全部で12目になりました。 3周めからは、下の編み方に従って、決まった編み目の数を編んでいきます。

ここでのポイント

何周めにいくつ編むの?2回細編みの位置って?そんな心配もこれなら大丈夫。
「全部でいくつ目が出来ればいいのか。何個おきに2回細編みをすればいいのか。」
そこに着目してみましょう♪

◆編み方◆

今回は「(一番小さな)円に6つ編み目が収まる」とした方法です。
編み図なしでも、1目めから順番に編んでいくと仕上がります。

まずは表示方法です。

 ①…1周目 
≪0≫…次の「2回細編み」を編み入れるまでに、いくつ「一回細編み」を編むのか。 
【1-1~1-1】…一つの鎖に対し編み入れる細編みの回数。始:1回→1回、終:1回→1回
◆計6◆…編み終わった時の目の数

では、3周目を例にとって見てみましょう。

③ ≪1≫【1-2-1-2~1-2-1-2】◆計18◆
  • 3周め。
  • 「2回細編み」までに「1回細編み」する鎖目は1つ。
  • 編み始めは「1回細編み→2回細編み→1回細編み→2回細編み」と順番に編んでいき、編み終わりは「1回細編み→2回細編み→1回細編み→2回細編み」で終わる。
  • 編み終わると全部で18目になる。

このように読みます。2周め以降は下のように順番に編んでいきます。

② ≪0≫【2-2~2-2】◆計12◆ →1つの鎖に2回細編みをし、全部で12目になりましたね♪
③ ≪1≫【1-2-1-2~1-2-1-2】◆計18◆
④ ≪2≫【2-1-1-2-1-1~2-1-1-2-1-1】◆計24◆
⑤ ≪3≫【1-1-1-2-1-1-1-2~1-1-1-2】◆計30◆
⑥ ≪4≫【1-2-1-1-1-1-2~2-1-1-1】◆計36◆
⑦ ≪5≫【1-1-1-1-2-1-1-1-1-1-2~2-1】◆計42◆
⑧ ≪6≫【1-1-2-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1】◆計48◆
⑨ ≪7≫【1-1-1-1-1-2-1-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1】◆計54◆
⑩ ≪8≫【1-1-1-2-1-1-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1】◆計60◆
⑪ ≪9≫【1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1】◆計66◆
⑫ ≪10≫【1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1-1】◆計72◆
⑬ ≪11≫【1-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1】◆計78◆
⑭ ≪12≫【1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1-1-1】◆計84◆
⑮ ≪13≫【1-1-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1】◆計90◆
⑯ ≪14≫【1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1-1-1-1】◆計96◆
⑰ ≪15≫【1-1-1-1-1-1-1-1-1-2~2-1-1-1-1-1-1】◆計102◆

よく見ると、編み目の合計は「周(段)の数×円に収めた目の数(今回は6つ)」になっています。そして、最初の「その周の2回細編みに行くまでの1回細編みの鎖目の数」と、最後の「2回細編みから後の1回細編みの鎖目の数」の合計が≪ ≫で表された数と同じになっています。なので、これらの数があっていれば大丈夫ですよ♪

※2回細編みの位置はこれに限らず、他にもあります。

このようにして、最後の17周めまで編んでいきます。

◆色を変えたい時は◆

基本的には、糸同士を結び、丁寧にカットするだけでOK♪もし色を変えたい場所が決まっている場合は、変えたい場所から1目戻り、1回細編みする時は5cm程度、2回細編みをする時は10㎝程度残し、糸を結んで編みます。

⑥糸の処理をする

1.糸をカットする

最後の17周めが編み終わったところです。10㎝ほど残し、糸をカットします。

2.糸を引き抜き、輪の状態にする

隣の鎖に外側からかぎ針を入れ、糸を引き抜きます。

軽く引き抜き、輪の状態にします。

3.糸を引き抜く

更に隣の鎖の下の穴にかぎ針を入れ、先端を引き抜きます。

このようになります。

4.輪に通す

裏から見た状態です。輪に糸の先端を通し、引き締めます。

5.かぎ針を使い処理をする

裏の目に通しながら、先端を処理します。余分な糸はカットします。

6.編み始めの糸も処理する

同様に、編み始めの残した糸も編み目にくぐらせ、処理をします。

⑦完成です☆

グラデーションの美しい、ズパゲッティのラグが完成しました。ハンドメイドでも人気の素材「ズパゲッティ」は、1玉なんと120m。お気に入りの作品を作ったのはいいけれど、少しずつ余ってしまって…。そんな時に是非作りたい作品です。何色かあれば配色も楽しくなりますね♪大きな作品は、おうちの中でのんびりと作りたい時にもぴったりです。糸変えも糸同士を結ぶだけでカンタン。お気に入りの糸を組み合わせて、自分好みのラグを作るのも素敵ですね♪

ポイント

今回のポイントは「円編みの編み方」と「編み図なしで編む方法」です。こちらは、それぞれの項目で説明したように、押さえるポイントがあります。ですが、難しく考えずに「円の中に、決まった数だけ順番に編み目があればOK♪」と考えれば大丈夫。ズパゲッティならやり直しもカンタンなので、気軽に編み直しも出来ます。初心者さんは、まずは編む段を少なめにして、小さなコースターなどから始めるのもいいですね♪この編み方なら、小物から大きなものまでカンタンに編めるので、是非自分のお気に入りを探してみて下さいね♡
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    はじめまして。身近な100均材料を使うアクセサリー作りが好きです。

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