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樹脂粘土の種類と色の付け方~粘土のお話①~

#樹脂粘土 #着色方法

lonlon
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2018年7月21日更新

樹脂粘土と一口にいってもネットで検索すればいろいろな種類が出てきてどれを使えばいいのかわからないし、そもそも、粘土真っ白だけど何で色づけするの?後から色を塗るの?粘土に最初から混ぜるの?「興味あるけど情報が多すぎてもうわからない」から一歩踏み出す粘土の基本をお話したいと思います。

粘土の種類と特徴は?

樹脂粘土と一口に言ってもたくさんの種類があり、その特徴も様々です。
まずは、粘土の種類について調べてみました。
樹脂粘土には大きく分けて
  • 軽量樹脂粘土
  • 樹脂粘土
  • 樹脂(風)粘土
  • 透明粘土
  • オーブン粘土
があります。
粘土の種類はまだまだありますが、今回はフェイクスイーツやクレイフラワーによく使われているこの5種類についてご紹介していきます。

軽量樹脂粘土の特徴

代表的な粘土:ハーティクレイ

特徴:
微小中空球樹脂が材料の自然乾燥で固まる粘土です。とにかくふわっと軽く伸びがいいのが特徴で、硬化後も少し弾力があり、見た目はマシュマロのような仕上がりになります。
透明感はなく硬化後も色に変化はありません。
強度がないので、この質感は活かしつつ強度が必要なものを作りたいときには樹脂粘土と混ぜて使います。

※ちなみに私はハーティクレイのソフトが一番扱いやすく軽量粘土に関してはそちらを使っています。

適したアイテム:マカロン、アイスクリーム、クッキー
約1cmの粘土玉に写真の量の絵の具とカラー絵の具を足した時の色の発色具合です。
(上カラー粘土、下絵の具)

樹脂粘土の特徴

代表的な粘土:モデナ、DAISOの樹脂粘土

特徴:樹脂を材料にした自然乾燥で硬化する粘土です。伸びがよく弾力がないので成形しやすく、型を使った作品も作りやすいです。
耐水性があるもの(モデナ)もあり、硬化後はカチカチのプラスチックのような質感になります。硬化後はカッターでカットするのが困難なくらい硬いので硬化後の成形が必要になるものの制作には向きません。(半分カットした苺等)
軽量樹脂粘土に比べて重く、硬化後は透明感が出ますが色を何も付けずにそのまま硬化させると少し黄ばみがみられるので、真っ白の作品を作りたい場合は少しだけ絵の具の白を混ぜて制作します。
モデナは硬化後の縮みはほとんど見られませんでしたが、DAISOの樹脂粘土は1割ほど小さくなりますので作る時は少し大き目に制作するといいですよ。
ちなみに、軽量樹脂粘土(ハーティ)とモデナは混ぜると最初ベタベタになります。ある程度我慢して捏ねているとちゃんとまとまり始めるのですが、その後の乾燥も早いので少し扱いづらいです。

適したアイテム:フルーツ(カットしないもの)、小さ目のクレイフラワー、チョコレート等
 
約1cmの粘土玉に写真の量の絵の具とカラー絵の具を足した時の色の発色具合です。
(上絵の具、下カラー粘土)

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    樹脂粘土とビーズを中心に色々と作っています。

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