2.水と酒でだしを煮出す
貯めた野菜くずを深めの鍋に入れ、1.3ℓの水と小さじ1杯の酒を加え、火にかけて煮出します。蓋はせずに、沸騰したら弱火にして約15分、うっすら色がつく程度まで煮出します。
この分量でおよそ1ℓの野菜だしができます。
3.ざるや布巾でこす
煮出したら火を止めます。大きめの野菜くずは、菜箸で先に取り出しておき、ざるや布巾を使ってこします。私は、柄付きの茶こしを使っています。
4.冷まして冷蔵庫へ
粗熱が取れたら、蓋をして冷蔵庫で保存します。1週間程度は保存できますが、和食でも洋食でも使えますし、汁物から煮物まで、どんな料理でも使えますので、おそらく数日で使い切ってしまうでしょう。
ズボラ技!野菜はくずの部分以外も一緒に茹でて、下拵えを同時に済ませよう
これ、私のとっておきの裏ワザです。
だしを煮出すときに、野菜の本体部分、つまり捨てずに使うほう(子房に切り分けたブロッコリーなど)を残り3分で鍋に投入。だしができたら、だしをこす前に、先にざるに取り出します。
これでお総菜の下拵え完了。これを野菜だしと別に茹でれば、もちろん手間もガス代も2度かかるワケです。捨てるはずの野菜を煮出すのに、メインの方の野菜を茹でるのがついでなんて、なんだか本末転倒?いえ、一石二鳥です!
ちなみに、野菜の本体部分の栄養もだしに出ますから、一石三鳥ですね。