野菜だしだけで十分美味しい料理になるので、濃い味付けは必要ありません。「減塩が体に良いのは分かっているけれど、それだと物足りなくて……」という方にこそ、いつもより薄めの味付けをオススメします。美味しいのに体に良い、が両立するんです。
捨てる部分を使うので経済的
いくら栄養満点でも、玉ねぎの茶色い皮は捨てますよね。人参は皮つきのまま使う人も、さすがにヘタの部分は取り除くのではないでしょうか。それを取っておくだけなんです。
カボチャの種も、ゴーヤの種も使えます。きのこのじくの部分やネギの青い部分ももちろんOKです。
ゴミの減量になる
こした後の野菜くずはクタクタになりますので、生ゴミの量が減ります。実際に測ったことはありませんが、生の野菜くずはかさばりますので、見た目でも半分以下の量になります。水分をよく切ってから捨てれば、かなり小さくなりますよ。
野菜だしの作り方と保存方法
野菜だしのココがすごい!というポイントを6つお伝えしました。それではここからは、実際に野菜だしの作り方をご紹介していきます。
1.野菜くずを取っておく
普段は捨てている野菜くず(皮や根やへたなどの切れ端)の汚れを落としてからポリ袋などに入れて保存し、約150g、両手いっぱい分くらい貯めます。冷蔵庫で保存すれば、数日分を貯めておいても問題はないです。
オススメは人参や玉ねぎの皮。だしが黄金色になって、甘みも出ます。セロリや生姜などの香味野菜も美味しいだしになりますし、入れる野菜の種類が多いほうが、より深みのある味わいになります。