ご家庭で簡単に作れる野菜だし。普段の料理がプロのような味になる、免疫力アップが期待できる、経済的で家計に優しくゴミも減るなど、作り置きするメリットがたくさんあります!本記事では野菜だしを作るメリットと併せて、作り方・保存方法をご紹介します。
野菜だしのココがすごい!
かつおや昆布からだしを取って丁寧に料理すれば、もちろん手間をかけた分だけ美味しくなりますよね。でも食事の度に、だしから準備するのはちょっと面倒だし……その気持ち分かります。かつおや昆布って、意外とお値段もしますよね。
そこで、家庭科の教員免許を持っている私がオススメするのは、断然、野菜だしなんです。
なぜなら野菜だしに使う野菜くずは、野菜の皮や付け根やヘタなどの切れ端。つまり、私たちにとっては不要な部分でも、野菜にとっては成長のエネルギーが詰まっている部分であり、旨みが最も豊富な部分です。
実は野菜だしって、
- 抗酸化作用に優れている
- 免疫力がアップする
- 家庭料理がプロのような味になる
- 減塩になる
- 捨てる部分を使うので経済的
- ごみの減量になる
と、ぱっと思いつくことを挙げても、こんなに良いことだらけなんです。
以下で、もう少し詳しくご説明します。
抗酸化作用に優れている
野菜だしにはファイトケミカルという成分がたくさん含まれます。ファイトケミカルとは、植物自身が紫外線や害虫から体を守るための成分のこと。
これは、老化を促す成分である活性酸素の働きを抑制しますので、抗酸化作用やデトックス効果があります。
これは、老化を促す成分である活性酸素の働きを抑制しますので、抗酸化作用やデトックス効果があります。
免疫力がアップする
抗酸化作用に優れた成分を多く摂取すると、免疫力が向上します。免疫力の向上は、生活習慣病やがんを予防する効果も期待できるといわれています。
感染症予防の観点からも、今の時期、積極的に取りたいですね。
感染症予防の観点からも、今の時期、積極的に取りたいですね。
家庭料理がプロのような味になる
材料となる野菜の種類は、だしを作る前の数日間に使った野菜なので、だしの味が全く同じに仕上がることはありません。
しかも何種類もの野菜の旨みが凝縮されているので、たとえワカメしか具が入っていないお味噌汁を作ったとしても、「何の味だか分からないけど、色々な野菜の甘みがする!」とか、「今日のお味噌汁、何となくいつもより深みがあって美味しいね。」という感想になったりするワケです。
これはもはや、プロの料理人も顔負けの“黄金のだし”なのです。
しかも何種類もの野菜の旨みが凝縮されているので、たとえワカメしか具が入っていないお味噌汁を作ったとしても、「何の味だか分からないけど、色々な野菜の甘みがする!」とか、「今日のお味噌汁、何となくいつもより深みがあって美味しいね。」という感想になったりするワケです。
これはもはや、プロの料理人も顔負けの“黄金のだし”なのです。