2段目までは同様にリボン同士を縫い付けます。
中はまだこんな雑然とした状態です。
【手順5】中布を底に縫い付ける
内張用に、15cmの四辺つまり60cm+5cm=65cm幅で、縦35cmの布を用意します。 1cm程度の縫代で裏を表にして、底に四角形に縫い付けます。
一周縫い終わって、余った分も重ねて終わりまで縫います。 内布を立てると筒のようになっています。
底布の周囲5mm幅程度に少量の布用ボンドをつけ、中布をつけます。 見た目が綺麗になるのと、縫い目が直接出ないため補強になります。
3段〜6段まで縫わずにボンドで留めながらどんどんリボン同士を互い違いに組んでいきます。
1、3、5段目と7、8段目は水色
2、4、6段目は紺
私は3段目の水色の寸法を幅3㎝にして、わざと切りっぱなしを見せるようにしました。
途中、布が足りない所は、縦のリボンの裏にボンドでつけてから数針縫って布を足していきます。
7、8段目には芯を入れます。 はじめに作ったように2cm幅で、A4の縦いっぱいの長さのリボンを4本切り出します。
このとき、約31cmあるA4の長さのファイル芯が1段に2本使ってちょうど良いか、すこし余裕があるくらいに編めるといいと思います。芯が余るようならきつく編み過ぎなので、調節した方がいいです。
どうしても下から上に編むに従って若干開いてくるはずで、開口しているほうがすぼまると使い勝手が悪くなるからです。
最後は動かないように縫い留めるので、待ち針で合わさった角を押さえます。
8段編めました。 ここまで私はスケールなどで計ってはいません。 念のため伸びない紐で巻いて計ると、1段目(60cm)と8段目(60.3cm)でした。
途中明らかに形が緩んだり、まっすぐ編む自信がなければ計りながら進めると、中布が足りなくならないでしょう。また、まっすぐ編めば強度が保てます。
【手順6】縁の布を付ける
平編みの上に、10cm幅のリボンを縫います。 あとからミシンで押さえるのですが、リボンがずれないようにするため、手縫いで縫っていきます。
一段目までは、先ほど底で組んだ芯が入っているので、縦になるリボンは90度立ち上がるときに反発します。 手で押さえながら角もしっかり立ち上げて縫い留めます。
一周回ってもリボンは余りますが、そのままにしておきます。 リボンの最初と一周縫い終わりを綴じておきます。