【管理栄養士おすすめ！】作り置き料理の食中毒対策って？おすすめお弁当レシピも紹介！

夏でも冬でも季節を問わず、作り置き料理は食中毒に注意を払わなければいけません。この記事では、基本的な食中毒予防の方法と、管理栄養士の筆者がおすすめするお弁当の作り置きレシピ「鶏むね肉の南蛮漬け」を紹介します。お酢の力で腐りにくく、体に優しくビタミン・ミネラルを豊富に含むレシピですよ。

毎日のお弁当は、美味しく簡単で手間がかからないことが理想ですよね。

手間を除くアイディアの一つに「作り置き」があります。まとめて作って、毎日のごはんのおかずやお弁当に小分けして入れるだけなので、忙しい毎日にとても重宝します。

しかし、そこに潜む「食中毒」というリスクを念頭に置いて調理することが大切です。

食中毒は意外と身近で起こっています。保存中の料理の中で菌が繁殖しないように正しい知識で調理・保存をしましょう。

食中毒予防の基本は、菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」です。

手や器具がちゃんと洗われておらず、そこから食品に菌が付いて二次感染を招く場合があります。
調理前の手洗いや器具の洗浄をしっかりし、生ものと野菜用など器具の使い分けをしっかりしましょう。

調理済みのものを常温に長時間放置したり、保存性が低い状態で置いておくと菌が繁殖し、腐る原因になります。
薄味の料理は濃い味付のものより菌が繁殖しやすい状態ですので、作り置きには濃い味付けのものをおすすめします。

保存状態も重要です。これについては、後程詳しくお話しします。

調理時のしっかりした加熱などで菌をやっつけることもとても大切です。生肉などはとくに中心まで火が通るようにしっかり加熱しましょう。
お酢などは殺菌効果があると言われていますので、作り置きにはおすすめの調味料です。

意識しないでいると、何気ない行動から食中毒を招いてしまうことがあります。食中毒につながるリスクを頭に入れて料理をするようにしましょう。