こちらも割と一般的な使い方ですが、お弁当箱にご飯やおかずを詰める前に、中敷きとしてワックスペーパーを敷くという使い方があります。
容器の縁や隙間から除くペーパーのおかげで、お弁当がたちまち華やかになり気分も上がります。
また、お弁当箱に汚れが付かず洗い物の手間が減らせるのもポイント。
お弁当に彩りが足りないと感じる日には、赤や緑など食品の色を補うようなペーパーを敷くことで、色味をプラスして、お弁当の見栄えが格段に良くなるという効果もあります。
包むタイプのお弁当に使う
お弁当と言っても、箱に詰めたものだけが「お弁当」ではないですよね。
おにぎりはもちろん、サンドイッチやハンバーガーなど、包んで持っていくタイプの食事にもワックスペーパーが活躍します。
いつもはラップやアルミホイルで包んだだけの味気ないおにぎりやサンドイッチも、
ワックスペーパーで包むと、カフェでテイクアウトしたかのような垢抜けた印象に。
ポップな柄やキャラもので作ってあげると、お子さん用のお弁当としても一層喜ばれますよ。
特に、ボリュームのある具材を入れたサンドやバーガーは、ソースや汁が飛び出しがちなので、水分のしみないワックスペーパーは最適と言えます。
おかずやサンドイッチ、スイーツの持ち手に使う
お弁当としても、普段の食事やホームパーティーでも使えるのが、
おかずやサンド系の食品の持つ部分に巻くという方法。
チキンの揚げ物や、ラップサンド、クレープやスティックタイプのスイーツなど、
手で持って食べる料理は数多く存在しますが、これらは持つ箇所の油分や、手の汚れが気になりますよね。
ワックスペーパーを持ち手部分として巻きつけておくことで、
見た目のおしゃれさだけでなく、持ち方も安定し、手も汚れないので快適に食事ができます。
食卓の彩りとして
お弁当だけでなく、家庭の食卓でも大活躍するのがワックスペーパーの素晴らしいところ。
特別な加工をしなくても、お皿やカッティングボードにただ乗せるだけで、その後に乗せる料理を数倍美味しく見せてくれます。
シンプルなお皿や、何の変哲もないカッティングボードも、色と質感が加わって高級感のあるキッチンウェアに早変わりします。
そのうえ、汚れがお皿に付きにくくなるので洗い物も簡単で、時短に繋がるという、一石二鳥の活用法です。
ホームパーティーやお呼ばれの席で
普段の食卓とは違い、ホームパーティーのような大皿料理や個数の多い料理がメインのときは、テーブルコーディネートが難しいという悩みが多く聞かれます。
ただ盛り付けるだけだと、なんだかガサツな雰囲気になってしまいがちですし、かといってお皿をいくつも使って分けるのも大変です。
そこで役に立つのがワックスペーパー。
大皿に敷いてから食材を盛り付けるだけでも、卓上がパッと華やかになり、楽しい雰囲気が演出できます。
プレートの上に、料理の種類ごとにペーパーを分けて敷くのも、洗練された雰囲気になるのでおすすめです。
ピザやフライドチキンやエビフライなど、油分の多いオードブルが並ぶことの多い席は、後の始末も大変なので、前述のように持ち手に巻いておいたり、ワックスペーパーで個包装にしておいたりするテクニックも併せて使えますね。