2. 横糸の2段目は、1段目とは逆に、縦糸を上・下とくぐらせていきます。 出来るだけ糸と糸の間隔を空けない様にきっちりと詰めていくと綺麗に、そして頑丈に繕うことが出来ます。
3. 最後まで張り終えるとこのようになります。 この方法は、バスケットの網目のように見えることから刺繍ではバスケットステッチともばれることもあります。
テクニック1
縦糸と横糸をきっちりと交差させるには、途中で数回、針で糸を寄せて整えていくと綺麗に仕上がります!
テクニック2
針先が糸に引っ掛かり、スムーズに縦糸をすくえない時は、針の頭を使うと針運びが楽に出来ます。 この場合、糸は少し長めに用意してください。
やってみよう!ダーニングの実例
楽しみ方はいろいろ。
●形で楽しむ
●カラーで楽しむ
●デザインで楽しむ
以上の3つに分けて楽しみ方をお届けします!
形で楽しむ、ダーニング
お気に入りの5本指ソックス。 指先に穴が開いてしまいました。 細い毛糸一色で、ハート型ダーニングにチャレンジ。 まるでマニュキアを塗ったようなワンポイント刺繍になりました。 形で楽しむのなら、ハート型がお勧め!
カラーで楽しむ、ダーニング
ニットカーディガンの肘部分にぱっくりと口が開いていました。 縦糸はピンク色の毛糸を使い、横糸は白色と黒色の毛糸を数段ずつ使っています。 糸の色を複色にするだけで、ちょっと凝ったような仕上がりになりました。
1. 横糸を張ります。横糸は縦糸を上・下と交互くぐらせるように、針を進めていきます。 端まできたら、一針布をすくい、2段目へと進みます。