樹脂粘土で和菓子の芸術品『練りきり(上生菓子)』をつくろう~桔梗編~
#樹脂粘土
- 白い部分を下にして、人差し指と親指の付け根で押さえながら反対の手でカラー絵の具を押し込み、白い粘土ををさらに伸ばしていきます。
この時、白で全部包む必要はなく、真ん中に白いグラデーションができればOKです。
本来は、白のこしあんを中に入れて紫で包餡するらしいのですが、粘土の場合、表の色が濃すぎてきれいに白が出てこないこともあったので、確実に白色が見えるようこの手順にしてみました。
- 白が一番濃い部分が中心に来るように、手のひらで成形します。
- 中心に細工棒で印をつけ、Yの字になるようにラインを細工棒でしっかり入れます。
この時、細工棒や爪楊枝の細い方を中心点側につけると裾に行くにしたがって拾っていくようなラインを引くことできるので、より花びらっぽく見えます。
- Yの字で割った幅の広い箇所を2等分するラインを細工棒でしっかり入れると、きれいに5等分することができます。
- 人差し指と親指を粘土の側面から垂直にあて、アヒルのくちばしのように花びらの端をキュッと摘み出していきます。
- 5枚分すべてつまんだら、側面の花びら同士の境目が消えてしまっていると思いますので、改めて細工棒をしっかり押し込んでラインを付けておきましょう。
- 花びらの根本から真ん中くらいまでに細工棒で細めのラインの模様を付けて、中央に小さく丸めた黄色の粘土をつけたら完成です。
細工棒以外特別な道具は使用していないのに、綺麗に形が整いましたね。
粘土が乾いて中まで硬化したら、半ツヤかマットニスを塗っておきましょう。
絞りの技法で表現する桔梗の練りきり
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樹脂粘土とビーズを中心に色々と作っています。
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