子供は自分ひとりで何でもしたくて着替えもひとりでするとトライしますが前後を間違えることもしばしば。特に無地のTシャツはハードルの高いアイテム。Tシャツに刺繍をして目印をつけてあげれば、ママも子供も笑顔になれそうです。ダーニングマッシュルームというステッチをご紹介いたします。
Tシャツへの刺繍が難しい2つの理由
1.伸びるニット素材は下絵を描きにくい
刺繍のはじめの行程である下絵を写すという作業は、実はとても大切です。小さなモチーフの刺繍も、いざはじめてみると一針一針を写した図案を頼りにおこなうものです。
2.伸びるニット素材は刺繍しにくい
伸縮するニット素材に、刺繍をほどこすのは慣れるまで難しいものです。針を刺す一ミリ一ミリがずれることで、最後の仕上がりがなんだかぱっとしないモチーフになってしまうこともあります。
ニット素材に刺繍する場合、とくにはじめのうちは簡単なカタチのモチーフを取り入れるとよいでしょう。丸や四角などオーソドックスなカタチも刺繍で表現すると、素敵なデザインになります。また、刺繍糸を引っ張りすぎないように気を付けることも大切です。
この記事では「ダーニングマッシュルーム」という織り物のようなステッチ方法で、簡単な丸いモチーフの刺繍を施します。
ニット素材に刺繍する場合、とくにはじめのうちは簡単なカタチのモチーフを取り入れるとよいでしょう。丸や四角などオーソドックスなカタチも刺繍で表現すると、素敵なデザインになります。また、刺繍糸を引っ張りすぎないように気を付けることも大切です。
この記事では「ダーニングマッシュルーム」という織り物のようなステッチ方法で、簡単な丸いモチーフの刺繍を施します。
ピーシングペーパーとは?
ニット素材のTシャツや下着は伸縮性があるので、図案を写すのが思いのほか大変です。そこでおすすめしたいのが「ピーシングペーパー」です。ピーシングペーパーとは、アイロンでニットなどに接着できる紙素材の手芸用品。ピーシングペーパーに刺繍図案を描き、そのまま生地にアイロンで接着させるので、図案を写す必要がありません。
写真はクロバーの方眼タイプです。ほかに無地のものもあります。
写真はクロバーの方眼タイプです。ほかに無地のものもあります。
ダーニングマッシュルームステッチとは?
ダーニングマッシュルームステッチは、まるで織り物のような仕上がりになる可愛らしいステッチです。靴下や毛糸のセーターのひじ部分などの経年劣化で穴があいた部分やシミの部分にダーニングマッシュルームステッチを施せば、可愛くお直しできます。
毛糸のお直しにはマッシュルームの形をしたダーニングマッシュルーム専用の木の道具を裏からあててステッチをします。専用の道具がない場合は電球の丸いところで代用できます。
Tシャツくらいのニット素材や伸び縮みしない生地にダーニングマッシュルームステッチを施すときは、裏から道具を当てなくても大丈夫です。刺繍枠で生地をピンとはるときれいに仕上がります。
毛糸のお直しにはマッシュルームの形をしたダーニングマッシュルーム専用の木の道具を裏からあててステッチをします。専用の道具がない場合は電球の丸いところで代用できます。
Tシャツくらいのニット素材や伸び縮みしない生地にダーニングマッシュルームステッチを施すときは、裏から道具を当てなくても大丈夫です。刺繍枠で生地をピンとはるときれいに仕上がります。