チャコペーパー
各手芸メーカーから、色々なチャコペーパーが販売されています。生地の色に合わせて、できるだけ見えやすい色のチャコペーパーを準備しましょう。写真にあるのは、クロバー製の5色セットチャコペーパーです。青、グリーン、ピンク、黄色、白のチャコペーパーがセットされているので、ひとつあるとかなり使えておすすめです。
トレーサー
刺繍したい生地にチャコペーパーをセットして、うえから図案をなぞるアイテムです。ボールペンや細い編み物用のかぎ針などで代用する方もいらっしゃいます。写真にあるのは、クロバーのツインタイプのトレーサー。0.7ミリと1.0ミリのペン先がついていて幅広いシーンで活躍してくれます。
イニシャル刺繍の手順
1.図案をシャツに写します。
生地の刺繍したいところをアイロンがけしてから図案を写すときれいな仕上がりになります。また、想像以上にしっかりと力を入れてトレーサーでなぞるのがコツ。はじめの図案が刺繍の仕上がりを左右します。下絵に忠実にできるだけきれいに写しましょう。
2.イニシャルのアウトラインを刺繍します。
図案のアウトライン(外枠)を、ランニングステッチでふちどりします。ランニングステッチのほか、アウトラインステッチやバッグステッチを使うこともあります。ランニングステッチでおこなう場合は、少しステッチ幅を短めにするときれいに仕上がります。