気に入ってるけれどなんだかくたびれてきてしまったブラウス。捨てるのは忍びないけれど着るのは気が進まないとクローゼットにしまったまま、ということはありませんか。そんなときにおすすめなのがワンポイント刺繍です。衿やポケットなどにチクチクと刺繍をあしらえば古着トップスが蘇ります。
ブラウスにワンポイント刺繍するコツ
刺繍場所は生地が二重になったところがおすすめ
刺繍というのはたくさんの糸が裏側に渡ります。洋服に刺繍をほどこす場合、脱ぎ着する際に裏側の糸を指にひっかけないように刺繍することが大切です。経験を積むと表を美しく仕上げながら裏側もきれいに糸を渡せるようになるそう。ですがはじめのうちは裏側まで気を回すのはちょっとハードルが高いものです。そこでおすすめなのが襟やポケット、袖口など生地が二重になったところへの刺繍です。
生地が一重のところにはあて布などの工夫をしよう
ブラウスのすそや後ろ見頃などの生地が一重のところに刺繍したいときは、洋服に刺繍したあとで裏側にあて布を縫う、もしくは別布に刺繍したものを洋服に縫い付けるといった方法がおすすめです。
大人用はシンプル・子供用はキュートに仕上げよう
モチーフの形
たとえば同じリンゴをモチーフに刺繍しても、デザイン次第で大人っぽくも子供らしくもなります。大人用には飽きのこないシンプルなカタチを、子供用には分かりやすく可愛いカタチを目指すと素敵に仕上がります。
刺繍糸の色数
大人用のデザインの場合、白いブラウスに黒一色のモノトーンにする、くすみカラー2色で北欧デザインにする、などすると上品にになります。子供用には鮮やかなカラーを複数用いても嫌味なく可愛らしいです。