こどもの保育園バッグやハンカチなどの持ち物に、刺繍で名前つけをしてみませんか。刺繍にはいろいろなステッチがありますが、なかでもおすすめなのが「チェーンステッチ」。輪っかが繋がって鎖のように見えることからつけられた名前で、ぷっくりと可愛らしい印象をもたらしてくれます。
チェーンステッチとほかのステッチを比べてみると
名前を刺繍するのによく使われるステッチを比べてみましょう。一番左がバックステッチ、真ん中がチェーンステッチ、一番右がランニングステッチで刺したものです。チェーンステッチはほかのステッチと比べて、ぷっくりと立体感がありボリュームがあるのが分かります。
チェーンステッチで画数の多い文字を刺繍するときには少しコツがあります。たとえば「あ」や「ま」など丸く曲線を描く部分は、少し細かく刺すときれいに仕上がります。また、重なるところがゴロゴロしないように一度刺しているところをうまく避けながら刺繍しましょう。
チェーンステッチで画数の多い文字を刺繍するときには少しコツがあります。たとえば「あ」や「ま」など丸く曲線を描く部分は、少し細かく刺すときれいに仕上がります。また、重なるところがゴロゴロしないように一度刺しているところをうまく避けながら刺繍しましょう。
チェーンステッチに必要な材料やグッズ
刺繍糸・刺繍する布・刺繍針(フランス刺繍用)・刺繍枠・チャコペン・ハサミ
刺繍糸の選び方
刺繍糸には実にさまざまな種類があり、使う糸によって出来上がりの雰囲気が変わります。また色数が豊富でたとえばCOSMO刺繍糸は全462カラー、DMC刺繍糸は全500カラーあります。そのほかにも期間限定カラーやグラデーション、ラメ入りなど、見ているだけでもワクワクしてきそうです。刺繍糸の選び方のポイントをご紹介いたします。
番手で選ぶ
刺繍糸は、5番、8番、25番といった風に太さで分けられます。数字が大きくなるほど細くなるのですが、名前つけなどの刺繍には一般的に25番刺繍糸が使われます。25番刺繍糸は6本で一束になっているので、2~3本どりにして刺繍に使います。
材質で選ぶ
刺繍糸にはウール(毛糸)やリネン、コットンなどさまざまな素材のものがあります。使用する糸の素材によって出来上がりの雰囲気が異なります。夏ものにはリネン、冬ものにはウールの刺繍糸を使うと季節感を楽しめます。ただしウールの刺繍糸はボリュームがあるので、名前の画数によっては読みづらくなることも。名前の横にウール刺繍糸のワンポイントを添えるといった方法も素敵です。