ひな祭りの食卓に！おもてなしにも使えるお吸い物のおすすめレシピ

吸い物に香りを加えて味を引き立てるもので、最初に口にふくんだ時に広がる香りや風味を楽しみます。
木の芽やユズ、三つ葉やミョウガなど季節を感じる旬の食材で香りが立つものです。
またネギや生姜も吸い口の一つです。
いずれも、千切りや小口切りなど香りが立つように細かく切り、ごく少量使用します。
 

料亭や和食のコース料理では、お吸い物の献立名に「〇〇仕立て」と書かれていることが多いですね。
ご自宅でおもてなしをする際にも、例えばコース風に献立表を作って席に置くとよりおもてなし感があがります。
いつもの卵スープも「ふんわり溶き卵のすまし仕立て」などと書けば料亭風に！
献立名１つでおもてなし感が出るのは楽しいですね。

いくつか、献立名の参考となるお吸い物の種類をご紹介します。

・すまし仕立て
一番だしに、塩と薄口醤油で味つけをした濁りのない澄んだ汁物です。

・潮仕立て（うしお）
魚貝類から出た出汁に塩味をつけた汁物です。

・みぞれ仕立て
大根や蕪をすりおろして、雨交じりの雪に見立てた汁物です。

・味噌仕立て
味噌で味付けしたもので、「味噌汁」のことです。
白味噌なら白味噌仕立て、赤味噌なら赤味噌仕立て、といった感じで使用する味噌のなまえを入れます。

・袱紗仕立て（ふくさ）
赤味噌と白味噌を同量で合わせて仕立てた味噌汁のことです。
表裏２枚縫い合わせた布地を袱紗と言いますが、同様に2つの材料を同量で合わせた料理を「袱紗仕立て」と呼びます。

昆布だしをベースにハマグリの旨味を引き出したシンプルなレシピ、ぜひ1つは覚えておきたいですね。
すべての材料を入れて水から火にかけ、ハマグリが開くまで煮るだけなのでとても簡単です。
ハマグリの種類のよって塩分の量が変わるので、味見をしながら塩を加えていくことがポイントになるそうです。
 

一番だしを作らなくても大丈夫！使用する食材はしめじのみ！という簡単で絶品の出汁を味わえるこちらのレシピ。
しめじは、ぐらぐら沸騰させないようにごく弱火でじっくり時間をかけて煮ることで美味しい出汁が取れます。
出汁の旨味としめじの香りと風味、うま味を感じることができるおすすめのお吸い物です