フリーズドライの味噌汁
出典 dot.
ダイス型にカットされたポテトには大量の水分が含まれています。これを‐30℃の冷凍庫の中でカチンカチンになるまで凍らせます。すると、水分が氷になります。普通の状態では、凍ったポテトをテーブルの上に置くと、溶けてしまいます。ところが、この凍ったポテトを真空状態の中に置くと、なんと溶けずに氷(水分)が蒸発(昇華)してしまうのです。氷(水分)が蒸発してしまった後は縮むことはなく中がスカスカの状態になります。
〈例〉ダイスポテト
ダイスポテト
-30℃で凍結させ水分を氷の結晶にします。
真空にして乾燥させます。
苺のフリーズドライにをしてみました
よく水洗いをして、ヘタ付とヘタを切り取ったものを用意しました。果物は糖度が非常に高いので難易度的には難しいものが多いのですが、高性能の真空凍結乾燥機はあんまりその辺は考えなくても出来るので心配はしてません。
フリーズドライのいちご
出典 凍結乾燥の扉
真空凍結乾燥機は厚みで難易度と乾燥時間が決定するので、通常はスライスしたりつぶしたりするのですが、ここは原型にこだわった仕上がりを期待して、そのままの苺をフリーズドライしてみます。凍結乾燥機を停止して扉を開けたとたんにいちごのいい匂いがモワーッとしてきて思わずゴクリ、なぜか香りは強くなるようなきがします。
フリーズドライ商品といえど、一度「本物の味噌汁」をつくってから凍らせる。地元のお母さんたちが手がける、まさに「母の味」だ。 味噌やだし、具のおいしい組み合わせを探求。うまみを出すための化学調味料を使わない「化学調味料無添加みそ汁」も生まれた。