美味しいゴハンを食べることに密接に関わってくるのが、その食べ物の入った容器のことです。何も分からない状態だと、自分で安全なものを選べませんよね・・・。エコな暮らしをするためにも、ちょっとだけ包装容器のことを知っておきましょう。
塩素を含む包材
塩素の存在
水道水の消毒でもお馴染みの「塩素」は、日用品にも広く使用されており、地球上では92の天然元素でも18番目に多く存在する物質で、マントルに99.6 %・地殻に0.3 %・海水に0.1 %保有されているといわれています。
そして、プラスチック類を「塩素を含む物」と一緒に燃焼させるとダイオキシンのような有害な物質が発生するそうです。
そして、プラスチック類を「塩素を含む物」と一緒に燃焼させるとダイオキシンのような有害な物質が発生するそうです。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
ゴミ焼却炉の煙突と月と、その間の空がきれいだったので#十五夜 pic.twitter.com/Okg54nrKic
— 小箱千代香 (@pikahi) 2017年10月4日
塩素を含む包材については、2002年に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の施行規則の一部が改正され、ゴミ焼却炉の構造基準の強化と野焼きが禁止され、ほとんどの小型の焼却炉が使用禁止になりました。
そして、性能改善などの施策により2013年度の京都府全域におけるダイオキシン調査では、全地域で環境基準以下に改善されたそうです。
そして、性能改善などの施策により2013年度の京都府全域におけるダイオキシン調査では、全地域で環境基準以下に改善されたそうです。
ダイオキシンと包装材料の関係
【20】塩化ビニル.ポリ塩化ビニル(いわゆる「塩ビ樹脂」)の原料. 常温常圧で無色の気体.工業合成:エチレンに塩素付加して加熱処理してHClを脱離させて合成.IUPAC名:クロロエテン. pic.twitter.com/C1txY3V4lU
— 有機化合物100選ボット (@OC100_bot) 2017年10月23日
ダイオキシン生成の条件にもなる「塩素」を含んでいる樹脂のは主にポリ塩化ビニル(PVC)とポリ塩化ビニリデン(PVDC)です。
そしてこの樹脂は、小売店で包装材料となっているストレッチフィルム、軟質ポリ塩化ビニルフィルム・硬質のポリ塩化ビニルシート・収縮フィルム・コートフィルム。そして家庭用ラップに含まれています。
そしてこの樹脂は、小売店で包装材料となっているストレッチフィルム、軟質ポリ塩化ビニルフィルム・硬質のポリ塩化ビニルシート・収縮フィルム・コートフィルム。そして家庭用ラップに含まれています。
ポリ塩化ビニル
食品に溶け出す!?
塩化ビニルの重合→ポリ塩化ビニル pic.twitter.com/ttxhmnxLfF
— 分子模型bot (@chem_juken_bot) 2017年11月10日