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【夏用無料型紙】プリーツマスク集

#プリーツマスク

pariko
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2021年9月10日更新

まだまだ暑い日々が続きますね!
暑い夏を乗り切るためのプリーツマスクを作成したい方へ向けて、無料型紙と作り方をご紹介します。

サイズは全4種類展開です。
夏でもなるべく快適に使える素材も解説いたします。

    目次

  1. 園児など子供へのマスク着用の注意点
  2. 夏用プリーツマスクの特徴
  3. 夏用プリーツマスクに適した素材
  4. 夏用プリーツマスクの型紙
  5. 夏用プリーツマスクの材料
  6. 夏用プリーツマスクの作り方
  7. こちらもおすすめ!プリーツマスク作成記事

園児など子供へのマスク着用の注意点

まず、園児などお子様向けのプリーツマスクを作成したい方へ、日本小児科医会より注意喚起がありますのでご紹介しておきます。

詳細については、下記リンク先をぜひご一読ください。

夏用プリーツマスクの特徴

こちらが今回ご紹介する無料型紙で作成できる夏用プリーツマスクです。

形は一般的な使い捨て不織布マスクと同様のものとなっており、「大人(男性向け)」・「大人(女性向け)」・「中高生向け」・「小学生向け」の4サイズ展開となっています。

サイズの名称はあくまでも便宜上のものですので、ご自分に合うサイズのものを選んで作成してください。出来上がりサイズは概算で下記のようになっています。
普段使用されているマスクの大きさと比べて、近いものを選んでみてください。

【夏用プリーツマスクの出来上がりサイズ】
  • 大人(男性向け)・・・横18cm×縦9cm
  • 大人(女性向け)・・・横16cm×縦8cm
  • 中高生向け・・・横14cm×縦8cm
  • 小学生向け・・・横13cm×縦6.5cm

夏用プリーツマスクに適した素材

夏用のマスクに適した素材は、なるべく涼しく快適に過ごせるものがいいですよね。

布製マスクによく使用される「ダブルガーゼ」という生地は通気性も肌触りもいいのですが、場合によっては熱がこもりやすく夏は辛いかもしれません。

そこで今回は、表布と裏布とを異なる素材で作る二枚仕立てのマスクをお勧めします。

外側になる表布は綿や麻などでOKです。
肌に直接当たる裏布は、100均のクールタオルのような素材を使うといいでしょう。
100均で販売されている冷感素材のカットクロスです。
裏布用に、このような生地を使用するのもいいですね。
こちらは肌触りのよいリネン(麻)生地です。
リネンは夏用の衣服にもよく使用される生地ですが、触れるとナチュラルなひんやり感もあり通気性のよさから熱もこもらず、洗濯しても乾きやすいから衛生的に使用でき、夏用マスクにはまさに打ってつけです。

表布も裏布もリネンで作成するというのもおすすめです。

夏用プリーツマスクの型紙

今回ご紹介する夏用プリーツマスクの型紙(全4種)は、PDFでこちらからダウンロードできます。

家庭用プリンターやコンビニなどで印刷してご使用ください。
それぞれのサイズごとに、表布用と裏布用とを2枚印刷してください。
詳細はPDF内に記載していますのでご一読ください。

なお、今回のプリーツマスクは直線のみでできているので、型紙を用意せず、定規で測りながら作成していくことも可能です。

夏用プリーツマスクの材料

夏用プリーツマスクを作成するのに必要な材料は以下の通りです。

・表布用の生地
・裏布用の生地
・マスクゴム


その他、必要な道具は

・ハサミ
・アイロン
・ミシン(手縫いなら針と糸)
・ゴム通し
・定規


です。
基本的なものは100均でも入手可能ですが、ない場合、代用できるものもありますので、使いやすいものをご用意ください。

夏用プリーツマスクの作り方

1.生地を裁断する

型紙を印刷して、その大きさの通りに表布と裏布とを裁断します。

今回は表布に綿麻の生地、裏布に100均のクールタオルを用意しました。

型紙を使わない方は、以下の通りに生地を測ってカットしてください。

【生地のカットサイズ】
男性向け
  表布:横23cm×縦17cm
  裏布:横18cm×縦17cm

女性向け
  表布:横21cm×縦16cm
  裏布:横16cm×縦16cm

中高生向け
  表布:横19cm×縦16cm
  裏布:横14cm×縦16cm

小学生向け
  表布:横18cm×縦14.5cm
  裏布:横13cm×縦14.5cm

2.生地を中表に合わせて上下を縫う

表布と裏布とを内側が表(中表)になるように合わせて、まち針を打っておきます。

この時、それぞれの布の中央の位置同士を合わせるとよいです。
上下を縫い代1cm(赤線のところ)で縫います。
ミシンを使用しましたが、もちろん手縫いでも大丈夫です。
上下を縫ったら、表に返して折り目をアイロンしておきましょう。

面倒なようですが、要所要所でアイロンをかけておくと仕上がりがきれいになるだけでなく、この後の工程もやりやすくなります。

3.プリーツを作る

次に型紙のラインに従ってプリーツを作っていきます。

型紙を使わない方は、まず画像の通りに「4cm→1cm→2cm→1cm→2cm→1cm」の順に印を付けてください。

上から順に「山折り→谷折り→山折り→谷折り→山折り→谷折り」にします。

プリーツをコバステッチしておくと型崩れしない

プリーツを折った後は、そのままゴム通し口を作ってゴムを通せばもう完成なのですが、ここでひと手間かけることをおすすめします。

プリーツの山に折った部分コバステッチすることによってプリーツが開いたりよれたりするのを防ぐことができ、型崩れしないきれいな仕上がりとなります。

(※コバステッチ・・・折り目の際を縫うこと)

コバステッチの手順については以下をご覧ください。

アイロン定規があると便利

プリーツを作るときにはアイロン定規があると便利です。
1cm幅や2cm幅など、アイロン定規に沿って布を折り、そのままアイロンをかければいいので作業が楽になります。

アイロン定規は市販のものもありますが、手近にある厚紙で自作するのも簡単ですので、ぜひご活用ください。

上から4cmのところを山折りする

まず型紙の通りに、上から4cmのところを山折りします。
アイロン定規を使用して、画像のように折ってアイロンをかければすぐにできます。

この後、この山折り部分をコバステッチします。

折り目の際をコバステッチ

画像のように、折り目の際にコバステッチをかけます。

谷折りしてアイロン、以下ラインに沿って繰り返す

次にコバステッチをしたところから1cmのところを谷折りにしてアイロンをかけます。

谷折り部分にはコバステッチはかけません。

同様に、2cmのところを山折り→アイロン→コバステッチ
1cmのところを谷折り→アイロン
2cmのところを山折り→アイロン→コバステッチ
1cmのところを谷折り→アイロン

という順にプリーツを仕上げていきます。
上から順にラインに沿って蛇腹に折りながらコバステッチをかけていくことで、このように3本のプリーツを作ることができます。

次はゴム通し口を作ります。

4.ゴム通し口を作る

マスクの両端にゴム通し口を作ります。

まず「1cm→1.5cmの三つ折り」にします。
画像のようにアイロン定規を使うと便利です。
両端を三つ折りしたところです。
まち針かクリップで留めておきましょう。
画像で赤線の部分を縫います。
布が重なって厚くなった部分はゆっくりと気を付けて縫い進めましょう。
これでマスクの形が完成しました。
最後に、ゴム通しを使ってマスクゴムを通します。

ゴムの適切な長さは個人差が大きいので、長めにカットしておいて実際に合わせながら調整するのがおすすめです。

完成

マスクゴムの長さを調整したら、端を結んでゴム通し口の中に隠して完成です。

今回ご用意した4種類の型紙で作成したプリーツマスクは画像の通りですが、好みの大きさを見つけて作ってみてくださいね。

こちらもおすすめ!プリーツマスク作成記事

プリーツマスクの作り方のコツを詳しく記載している記事です。
こちらではワイヤー入りのプリーツマスクの作成方法についても解説しています。
今回のプリーツマスクにも応用可能ですので、ぜひご覧ください。
100均の手ぬぐいを使用してプリーツマスクを作成するやり方をご紹介しています。
たった1枚の手ぬぐいから3枚のプリーツマスクを作れるのでお得感もありますよ。

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    はじめまして。 日常をちょこっと楽しく豊かにするアイデアを見つけて、やってみるのが好きです。

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