近年よく耳にするモンテッソーリ教育は、子どもの自立を目的とし、自分の感覚で考える教育プログラムです。そんなモンテッソーリ教育に用いるおもちゃを100均材料で簡単に作る方法をご紹介します。今回は3歳以上のお子さんを対象としています。市販のおもちゃとは異なる、子供が自らの感覚で考え自立する教材・知育玩具です。ぜひ試しに作ってみてください。
3歳以上向け手作りモンテッソーリおもちゃ
モンテッソーリ教育では、3歳以上の児童には感覚教育が薦められています。3歳を過ぎた子供は感覚器がほぼ完成している状態にあり、その敏感になっている感覚を刺激して行うのが感覚教育です。これにより前頭葉が刺激され、言語や数学などの知的教育の礎となり、なんと義務教育で学ぶ数や文字、言葉にまで影響を与えると考えられます。
今回はそんな感覚教育におすすめのおもちゃ・教具を2つご紹介します。どちらも100均の材料で手軽に簡単に作ることができます。我が家の子どもは4歳ですが、楽しく遊んでくれましたよ。決して難しくないので、ぜひお子さんの教育に役立ててみて下さい。
今回はそんな感覚教育におすすめのおもちゃ・教具を2つご紹介します。どちらも100均の材料で手軽に簡単に作ることができます。我が家の子どもは4歳ですが、楽しく遊んでくれましたよ。決して難しくないので、ぜひお子さんの教育に役立ててみて下さい。
100均材料で作る手作りモンテッソーリおもちゃ《紐通し》
100均の毛糸用張りと刺繍糸を使って、厚紙に書かれた絵に沿った穴に糸を通す「紐通し・縫いさし」のモンテッソーリおもちゃを作っていきます。この教具では手先が器用になるのはもちろん、
といったメリットがあります。
今回は厚紙に塗っていく遊びですが、もっと簡単に大きめのビーズやボタンに紐を通して遊ぶだけでも同じ効果があるのでおすすめです。
- 穴と紐の距離感を把握し、手と目の協応性を養ってくれる
- 同じ動作を繰り返すため、集中力が高くなる
といったメリットがあります。
今回は厚紙に塗っていく遊びですが、もっと簡単に大きめのビーズやボタンに紐を通して遊ぶだけでも同じ効果があるのでおすすめです。
材料・用意するもの
- 毛糸や刺繍糸
- ダイソー毛糸用針
- 厚紙
- カッティングマット
- 目打ち
- ハサミ
- 定規(模様を描くための道具)
- マジックや鉛筆(線をひけるもの)
作り方
1. 下絵を描いて針が通る穴をあける
ノートの裏表紙や厚紙に下絵と針穴をあける部分を描きます。今回は半円と子供が喜びそうな星とリボンにしました。続いて、針が通るように目打ちで穴をあけます。
厚紙の厚さやお子さんの年齢や能力を考慮して、自分で目打ちで穴をあけられるようであればお子さんにあけてもらってください。
厚紙の厚さやお子さんの年齢や能力を考慮して、自分で目打ちで穴をあけられるようであればお子さんにあけてもらってください。