お正月に欠かせないポチ袋。様々なデザインのものが販売されていますが、今年は手作りで作ってみませんか?今回は鶴のデザインのポチ袋の折り方をご紹介します。お年玉用としてだけでなく、心づけにもオススメのデザインになっています。
- 材料
- 鶴のポチ袋の折り方(制作時間:20分)
- 1. 折り紙に九等分の折り筋をつける
- 2. 右下の角で正方基本形を折る
- 3. 折り筋をつけ、タテに開く
- 5. 鶴の脚を手前に引き出す
- 6. 鶴の脚の部分の色をひっくり返す
- 7. 袋部分を折る
- 8. ツルの頭と羽を折る
- 9. ツルのポチ袋の完成
- 余裕が欲しい場合は大きい折り紙で折る
- まとめ
- お正月折り紙アイデア
目次
材料
- 両面折り紙(15cm×15cm)
- はさみ
- 定規
- 鉛筆
鶴のポチ袋の折り方(制作時間:20分)
今回は両面折り紙を使って、開け口に鶴が特徴的な横長のポチ袋を作っていきます。折り紙はビビットな色や片方が和柄のものを選ぶと、鶴がより強調されインパクトのあるポチ袋になりますよ。中に入れるお札や手紙の大きさに合わせてサイズ調整が可能です。
1. 折り紙に九等分の折り筋をつける
ポチ袋本体になる色の面をオモテ、鶴に使用する色の面をウラとし、オモテが上になるように置きます。定規でタテヨコ3等分に印をつけ、それぞれ三つ折りにして折り筋をつけて開きます。
2. 右下の角で正方基本形を折る
右下の角で正方基本形を折ります。
- 右下の角を写真のように折ってしっかり折り筋をつけて開く。
- 右の辺をタテ2本ある折り筋のうちの左側に合わせ、①でつけた折り筋の折り目を変えながら折る。
- 下の辺をヨコ2本ある折り筋のうちの上側に合わせ、②と同様に①でつけた折り筋の折り目を変えながら折る。
- 浮いている部分をたたみ正方基本形にする。
3. 折り筋をつけ、タテに開く
正方基本形が上にくるように置きなおします。正方基本形の1番上の1枚を持ち上げ、タテ長に開きます。この時、写真のように正方基本形の1番上の1枚を真ん中から上に折り上げ、左右の辺を真ん中の線に合わせて折りしっかり折り筋をつけてから、そのまま矢印の方向に開き、折り筋に合わせてタテ長になるように開くと綺麗に折ることができます。
黄色の印のついた辺を真ん中の線に合わせて折ります。
4. 鶴の脚となる部分を折り上げる
次に鶴の脚を折ります。写真のように羽の中心から羽の下にある正方形の角(①、②)に向け斜めに折り上げます。
次に①、②を結んだ直線(黒の点線の位置)で後ろに折り返します。
このように①、②の角を押し出すようにします。
5. 鶴の脚を手前に引き出す
次は鶴の脚をオモテに引っ張り出します。写真のように羽の前に重なっている3枚の折り紙のうち、後ろ2枚を矢印の方向に引っ張ります。
引っ張り出したら
山折り→谷折り
谷折り→山折り
のように折り目を変えて折り直します。
山折り→谷折り
谷折り→山折り
のように折り目を変えて折り直します。
このように内側に隠れていた脚が出てきました。
反対も同じように引っ張り出します。
6. 鶴の脚の部分の色をひっくり返す
ここが1番難しい部分です。鶴の脚と羽の色が異なっているので、羽の色がオモテに出るように折り直します。
- 鶴の脚の部分を手前から2枚目で開く。
- 羽と一緒に手前に倒しながら出てきた折り目を写真のように変えて折り直す。
- 脚を元の状態と同じになるようにたたみなおす。
- 羽を元の位置に戻す。
反対も同じようにします。
7. 袋部分を折る
羽の後ろにある三角形の部分を手前に折り、羽の後ろに折り込みます。折る位置は、入れるお札の大きさに合わせます。
両端を入れるお札の大きさに合わせて後ろに折ります。
8. ツルの頭と羽を折る
頭となる部分に少し切れ込みを入れ(黒線部分)、矢印の方向に折ります。羽も点線の位置で斜めに折り下げます。
9. ツルのポチ袋の完成
鶴のポチ袋の完成です!
三つ折りにしたお札がジャストサイズで入りました。
余裕が欲しい場合は大きい折り紙で折る
17.5cm×17.5cmの折り紙で折ると高さに余裕が出るため、お札も無理なく入れることができますよ。
まとめ
いかがでしたか?鶴の脚の色を折り返すところが少し難しいですが、この記事をよく読んでぜひ挑戦してみてください。おしゃれなツルのポチ袋はいろんな世代の人に喜ばれること間違いなしです。和柄の千代紙やデザインペーパーなど、いろんな折り紙で折ってみてください。