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2020年5月28日更新

汚れの種類により洗剤の使い分けをしましょう。一般的な中性洗剤のほか、自然素材のものをご紹介します。ポイントは、汚れを洗剤で「中和」することです。各素材の特徴をご説明します。

中性洗剤

台所用の中性洗剤は、界面活性剤の効力で油を浮かします。殺菌・消毒作用があるものは布巾やまな板の洗浄にも重宝しますね。中性なので手荒れの心配も少ないでしょう。

重曹

「弱アルカリ性」の素材である重曹の特徴は「研磨」と油など酸性汚れの「乳化」と「消臭」です。鍋の焦げや茶渋を落とすのに適しています。

油と反応して乳化することでせっけんと同成分になるため洗浄作用もありますが、セスキ炭酸ナトリウムや過炭酸ナトリウムよりは洗浄力が劣ります。
水に溶けにくい性質のため、重曹水にはせず粉をそのまま使いましょう。

セスキ炭酸ソーダ・過炭酸ナトリウム

セスキ炭酸ソーダは重曹よりも強いアルカリ性で、油汚れや排水溝のぬめりに効果を発揮します。水にも溶けやすいため、セスキ炭酸ソーダ水を作ってコンロ周りなどの掃除に使うとよいでしょう。

過炭酸ナトリウムはセスキ炭酸ソーダよりも強いアルカリ性で、より頑固な油汚れを落とし漂白・除菌・消臭効果があります。水と混ざるとゆっくり分解が進み酸素ガスが発生するためガス抜き機能がついた保存容器を使用します。

クエン酸

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