1歳児にとって理想の生活リズムとは？時間をかけない食事の工夫も紹介

なかなかご飯を食べきることができない場合は、初めから少し量を減らして盛り付けてあげるのも一つの方法です。

自分の前にあるご飯を、しっかりと短い時間で食べることができたという達成感を味わわせてあげると、食事に対して意欲的になります。

きちんと食べきることができたときには、たくさん褒めてあげてくださいね。大好きなパパママに褒められると、子供は想像以上にやる気を出してくれることがあります。大人も試行錯誤しながらその子に合った方法を試してみてくださいね。

ご飯に時間がかかる……とお悩みの方の中には、遊び食べで頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

1歳児は好奇心が旺盛で、ご飯で遊んだり、コップを投げてみたり、お茶をこぼしてみたりやりたい放題の時期です。
その好奇心はすべて成長につながりますので、多少は様子を見てもいいですが、あまりに長引くようであれば食事を切り上げる判断も必要です。お腹が空けば、次の食事のタイミングでたくさん食べるはずです。
その際は、「ごちそうさましようね」などと一言声をかけてから切り上げるようにしましょう。

食事を楽しいと感じてもらうことに始まり、決まった時間にご飯を食べることや、バランスの良い食事をとること、ゆくゆくは食事のマナーを守るなどの「食育」は、乳幼児期からの積み重ねが大切です。

食育を疎かにすると、子供は食に興味が持てず、大人になっても栄養の偏りや健康的な食生活への配慮が足りなくなってしまう可能性も。毎日毎日、当たり前のように食育していくことで、大人になってからも習慣として身についていくのです。

まだまだ小さな1歳の頃には、親がしっかりと習慣づけをして生活リズムを整えてあげなくてはいけません。朝決まった時間に起きて朝ごはんを食べる、遊んでお腹を空かせる、そしてまたご飯を食べて、お風呂に入り眠りにつく……という理想的な生活リズムを心掛けましょう。

今回ご紹介したタイムスケジュールは、一つの目安として考えてみてください。

パパママのお仕事の時間によって、この時間にはご飯は難しい……ということや、日によってご飯が遅くなったり早くなってしまうことも当然あるはず。神経質になり過ぎる必要はありません。

ただ、できるだけ子供の生活リズムを整えてあげられるように、普段から意識してあげることは大切です。それぞれのご家庭に適した食事の時間や生活リズムが作れるように、参考にしてもらえたら幸いです。