葉が刺し終えた時の様子です。 これで、すべてが刺し終えました。
土台生地を刺繍枠から外し、布を返すと、このようにループ面が出来上がりました。 立体感のある仕上がりにりなり、モコモコとした感じが温かみあるデザインになりました。
STEP5:ケースに仕立てる
ステッチを刺した面を上向きにし、周囲を約1cm残して、ハサミでカットします。 この1cm幅がのりしろになります。 この時、横へ飛び出したループを切らないように、注意しながらカットしてみて下さいね。
ステッチを刺した際を、ボンドで塗りつぶします。
1cm幅ののりしろ部分を、ステッチ側の方へ倒しながら、ボンドでしっかりと貼り付けます。 のりしろ部分が重なるところや曲線部分は、ハサミで切り込みを入れながら、作業をすると綺麗に仕上がります。
表に返すと、このようなループ部分だけになります。 白いのりしろ部分が横からはみ出していないかをチェックして、整えます。 これがワッペンのような、飾りになります。
次は、ケース本体を作ります。厚紙14cm×25cmを用意します。 この厚紙は、ニードルケースの土台となり、仕上がりサイズになります。 ニードルとスレダーを上にのせて、お好みのサイズに仕上げてみて下さいね。
また、先ほど仕上げた飾りも納まるかをチェックしてみてください。
ケースの用の生地を用意します。サイズは、厚紙の周囲を5mmプラスしたもの。 生地の種類は、コーデュロイ素材やフェルト素材のように、切りっぱなしでもほつれないものがお勧めです。 画像では、仕上がりサイズの13×25cmに対応したものを用意しています。 14cm×26cmが2枚、14cm×16cmが1枚。
14cm×26cmの布の上に、14cm×16cmの布を重ね、周囲に待ち針を数か所留めます。 右側から5.5cm入った位置に、チャコペンで線を引いておきます。 この線は、ニードルとスレダーのポケットになる線になります。
チャコペンで描いた線に沿って、2枚一緒に、毛糸でステッチをします。 縫い始めは2重にステッチをし、その後バックステッチをしていきます。 今回はアクセントをつけるように仕上げるために、毛糸のカラーも目立つようなものを選んでみました。画像のものは、試し刺しをしたものと同じ毛糸を使用しています。 糸の種類やカラーは、お好みで選んでくださいね!
花芯を刺した時の様子です。 花芯のカラーは茶系ですが、1色にすると単調になりやすいので、茶系2色を使用してみました。黄色の花には濃いめの茶色で、オレンジと白の花にはやや薄めの茶色で刺しています。