ニードルケースの作り方
STEP1:デザインを決める
試し刺しをした部分をプランターに見立てて、お花の絵を描きます。 A4サイズの用紙を4等分した位の紙に、鉛筆でお好きなお花を咲かせてみて下さいね。 刺しやすいのは、簡単でざっくりとしたデザインがお勧めです。 今回は、「丸いお花が3輪」と「隙間を埋める葉」と「図案のバランスをとる葉」を描いてみました。
STEP2:型紙を作る
鉛筆で描いた絵の輪郭線に沿って、ハサミでカットします。 この時に、お花とお花の隙間もカットした方が、型紙を写す時には便利です。
そして、それぞれのお花に、どの毛糸を使うかを事前に決めておきます。 刺すときに分かりやすいように、型紙にカラーを明記しておくと、とても便利です。
STEP3:型紙を写す
ループ面を下へ向けて、土台生地を刺繍枠にセットします。 そして、型紙を裏へ返して輪郭線を鉛筆で描きます。 型紙を裏へ返すのは、表になる面を裏から刺すためです。 左右対称の図案にした場合は、裏へ返す必要はありません。
型紙を外して、フリーハンドで花や葉を鉛筆で描きます。
STEP4:ステッチを刺す
ニードルの針の長さはDにセットします。 刺す順番は、花びら→花芯→葉で進めてみました。 輪郭線から中央に向かって刺すとスムーズに作業ができました。 方向転換は、刺繍枠をくるくると回しています。
3輪の花びらが刺せた時の様子です。
前回の【基礎編】で試し刺しをした部分を再利用します。 今回はループの高さの見本帳を兼ねたニードルケースを作るため、ループ面を表に使います。