6.表に返して化繊綿を詰めます
残った1辺から表に返します。返しにくいときは割り箸を使うとよいでしょう。
正方形の角が丸くならないように、目打ちでていねいに引き出して形を整えます。
割り箸を使って手芸綿を詰めます。特に、正方形の角をしっかり詰めると形がきれいです。
返し口の縫い代を内側に折り込み、はしごまつりでとじます。はしごまつりは、針を平行にしたまま、上下をコの字形に縫っていく方法です。
7.ヘアゴムを取り付けます
ヘアゴムを好きな長さに切り、目立たない色の糸を2本取りにしてかがって輪にします。今回は大人用のブレスレットにできるように18cmにしました。
ヘアゴムを輪にした糸を切らずにそのままボタンを付けます。布の接ぎ目から通し、上にボタンを付けます。
ボタンを付ける際は、糸を一度ずつ強く引き気味にすると、中心がへこんで座布団のように可愛くなります。糸はしっかりヘアゴムを留めて裏側で玉止めします。
7.バレッタの仕上げ
バレッタはヘアゴムと同じパーツを3種類作り、中心に糸でかがり付けます。外側2個はバレッタ金具の穴部分にも糸を通してしっかり留め付けます。
3つのパーツをそれぞれ糸が目立たないように、まつり付けます。返し口をとじたはしごまつりと同様に、コの字形に糸を渡して、表に針目が出ないように。
縫い合わせていない2辺のうち1辺だけを縫います。印から印までで縫い止めます。残った1辺は返し口としてあけておきます。