指ぬきを中指にはめて、まち針を留めた角より外側から縫い始めます。最初はひと針返し縫いをしましょう。
指ぬきで針の頭を押しながら並縫い(ぐし縫いとも言います)で縫います。最後も角の印より外側でひと針返し縫いをして玉止めします。
色が濃い布の側に縫い代を倒して、爪でしごいてくせを付けておきます。
3.2枚ずつを縫い合わせます
上下を縫い合わせたら、次は左右を縫い合わせます。縫い代は左が上に、右は下に倒してあります。
左右を中表に合わせてまち針で留めます。左右に分かれている接ぎ目同士もきちんと合わせて留めましょう。
同様に角の外側からひと針返し縫いをして縫い始めます。接ぎ目がずれないように、接ぎ目の前後どちらかでひと針返し縫いを。
指がすべって針が抜きにくい場合は、事務用の指サックをひとさし指にはめましょう。ここでも角の外側でひと針返し縫いをして玉止めします。
4.隣の辺同士を縫い合わせて立体に
隣り合う辺同士を縫い合わせていきます。ここで一度、折り紙のように四つ角を中心に向かっておりたたんでみましょう。完成のイメージがつかめましたね。
左右に二つ折りして、上下の2辺を縫い合わせます。この時は角の印の外側まで縫わずに、印で縫い止めます。
縫い合わせていない辺を開いて、たたみ直し、まだ縫ってない辺同士を合わせます。同様にまち針で留めます。
2枚を中表(布の表側同士を合わせる)にして、正方形の角と中心の合印にまち針を留めます。正確な正方形なので、布端を合わせるだけで自然に正しい位置に。縫い糸を針に通して用意。説明のためにわざと赤糸を使っていますが、実際は生成りなどの布に対して目立たない色の糸を使いましょう。