ハーバリウムオイル（ハーバリウムオイルの選び方）

ハーバリウム専用オイルとは、その名の通り、ハーバリウムを制作するのに適した配合で、それぞれの販売店で制作されたオイルです。

ミネラルオイル、シリコンオイル、大別するとどちらかのタイプに属しますが、どちらのタイプも見つけることができます。

各アイテムによって特色があり、「高い屈折率」によって植物をより美しく見せられるオイル、粘度が高く花材が中で安定しやすいオイルなど、それぞれ工夫がされていますので、作品も作りやすくなっているようです。

さて、ここまでハーバリウムオイルの種類についてご紹介してきましたが、それを踏まえた上で、どういったオイルを選べばいいのか？

初めてさんだと特にわかりにくいですよね。

ハーバリウムオイルを選ぶ上で、見るべきポイントがいくつかありますので、確認してみましょう。

ハーバリウムオイルを購入するとき、どのくらいの容量のものを買えばいいのか迷うことがありますよね。

まずはお試しという場合には、500mlのペットボトルサイズがいいでしょう。
更にいろんな作品を作ってみたくなったら、1L、2Lなど、大きめの容量を検討してみるといいですね。詰替え用などを用意しているショップもありますので、そういう観点で選んでみるのもいいでしょう。

ハーバリウムDIYの黎明期には、適したオイルがなかなか手に入りにくいという現状もあり、ミネラルオイルである『ベビーオイル』をハーバリウムオイルの代用として使われる方が多くいらっしゃいました。

今でも安価で手に入るベビーオイルを使われる方もいらっしゃいますが、実際、ハーバリウムオイルとしての性能はどうなのでしょうか？

ベビーオイルは、スキンケア用に作られたオイルです。
ですから、その中には、スキンケアのために必要な成分も含まれており、観賞用として考えると、それが「不純物」となりえます。

不純物のために、透明度が下がっていたり、引火点が下がっていたりすることもあり、せっかくの作品の美観を損ねている可能性も。

やはり、光の屈折率などまで細かく調整された専用のオイルのほうが、作品を美しく見せられると考えられています。