夏が旬のピーマン、調理するとき種やワタを捨てていませんか?実はピーマンの種やワタにはたくさんの栄養素が詰まっています。意外なものにも効果あり!?種やワタも食べやすくする工夫や、苦味がなく美味しく食べられるピーマン料理などを紹介していきます。大量消費にも!
ピーマンは油で調理するとビタミンAの吸収率が上がる
ピーマンは独特の苦味と青臭い香りが特徴ですが、苦手な方も多いですよね。調理法によっては苦味がなくなり美味しく食べることができるのでいろいろな料理にチャレンジしてみましょう。
ピーマンはビタミンCやβーカロテンも豊富、油分と一緒に調理するとビタミンA(皮膚・粘膜・視力・目の角膜の保護をする働きなど)の吸収率がアップします。肉・魚の脂肪分やチーズなどの乳製品と組み合わせるのも効果的です。
ピーマンはビタミンCやβーカロテンも豊富、油分と一緒に調理するとビタミンA(皮膚・粘膜・視力・目の角膜の保護をする働きなど)の吸収率がアップします。肉・魚の脂肪分やチーズなどの乳製品と組み合わせるのも効果的です。
ピーマンは色によって栄養素・食感・味が変わる
成長とともに緑色から黄色、そして赤色へと変化していくピーマン。パプリカもそうですが、ピーマンも色によって栄養素・食感・糖度が変わってきます。苦味やシャキシャキとした歯応え、香りが強いのは緑ピーマンで、赤ピーマンになるにつれ歯応えが柔らかくなり甘味が増していきます。気になる栄養素はどうでしょう。
緑ピーマンは血液をサラサラにしてくれる
ピーマンの苦味成分は「ピラジン」という栄養素で、血液をサラサラにしてくれる効果があります。苦味が強い緑色のピーマンに含まれています。
赤ピーマンはビタミンCやカプサンチンが豊富
ピーマンの中で栄養素が一番多いのは、太陽の光をいっぱい浴びて完熟した橙や赤ピーマン。熟成してしていくほどにビタミンやカプサンチンの含有量が増えていきます。カプサンチンとは赤の色素成分で、β‐カロテン以上の抗酸化力があり、カラダをサビから守ってくれます。免疫力アップや生活習病予防などの効果が期待できます。
赤ピーマンより緑ピーマンが市場に出回るのはなぜ?
パプリカは黄や赤に完熟してから市場に出回るのに、ピーマンは未熟な緑色の状態が主流です。どうして栄養価が高くて苦味も少ないのに赤ピーマンが主流として出荷されないのでしょう?