豚肉は、部位によって用途や栄養価に違いがあります。それらの詳しい解説とともに、暑い季節の夏バテに負けない、豚肉を使ったスタミナレシピを紹介していきます。
豚肉の部位
「豚肉」と一言で表しても、その中には多くの部位があります。一匹の豚にはそれぞれ、かた,かたロース,ロース,ヒレ,バラ,モモというように多くの部位が存在します。部位によってそれぞれ特徴が違ってくるので、詳しく解説していきます。
豚かた肉
豚自身がとてもよく運動する部位になるので、キメが細かく少し硬めになっているのが特徴です。また赤身とコラーゲンが多いので、長時間煮込むことで旨味が増すという利点があります。
豚かたロース肉
赤身の中に脂質が混ざり込んでいて、豚肉本来のコクと旨みが存分に味わえる部位になります。挽き肉,薄切り,角切りなどにすることで、調理法は無限大に広がります。
豚ロース肉
肉のキメが細かく、とても柔らかい部位になります。適度な脂質もおいしく旨みも多いことから、ポークソテーなどに用いられることが多いでしょう。
豚ヒレ肉
一匹の豚からとれる肉量がきわめて少なく、とても貴重な部位であると同時に、とても高級な部位になります。脂質が少なく比較的淡泊な味わいなので、油を用いた調理法がおすすめです。
豚バラ肉
赤身と脂質が層になっていて、柔らかい肉質が特徴的です。さまざまな料理に用いられることが多く、とても使い勝手がよい肉と言えるでしょう。