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北欧とは違ったチェコの素敵な雑貨アイテム<チェコビーズ、チェコグラス>

#チェコ雑貨 #雑貨 #ビーズ

miesh
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2018年3月19日更新

スワロフスキーはクリスタルのオブジェやアクセサリーで人気のブランド。「スワロ」の愛称でも知られていますが、そのビーズの輝きは一級品。一度は手にしたいものです。
実はスワロフスキーの創始者もチェコの出身だったのですよ。
今回はチェコビーズとチェコグラスに焦点を当ててご紹介します!

チェコとガラスの深い関係

「ボヘミアグラス」という言葉、耳にしたことありませんか?

 

ボヘミアは現在のチェコの西部・中部地方を示す歴史的地名のことで、その昔、ポーランドの南部からチェコの北部にかけてより広い地方を示していました。

 

当時も西にはドイツ、北にはポーランド(シレジア)、南にオーストリアと、3方を別の国が接していました。

 

この地方は牧畜が盛んで、牧童のいでたち(黒い皮の帽子に皮のズボンにベスト)は、オーストリア帝国の馬術や馬を扱う人たちの人気になったとか。遊牧民も多かったのようです。

 

さらにこのスタイル、オーストリアからハプスブルグ家つながりで遠戚関係にあるスペインを経て、アメリカのカウボーイの服装になったとも言われています。

ボヘミアンの語源に

ボヘミアは「ボヘミアン」や「ボヘミアニズム」という言葉の語源にもなりました。ことばの意味ですが、スタイルとともに西欧に伝わった当時は「芸術家気取り」、「芸術家趣味」と皮肉を込めたものでした。

 

第二次世界大戦前のパリやベルリンでは、スモック・ブラウスにベレー帽という画家風のスタイルを示し、芸術家などにみられる独特のファッション全般をそう呼びました。

現在では①ジプシーとよばれてきた少数民族ロマのこと②社会の習慣に縛られず、芸術などを志して自由気ままに生活する人を示す言葉となっています。

ボヘミアンスタイルが今も愛されるわけ

ボヘミアンスタイルとは繊細な刺しゅうやレース,ギャザーが施されたブラウス・スカートに、ショールやフリンジをあしらったベルトなどを組み合わせたもので、少数民族ロマの民族衣装の要素を取り入れたファッションのことです。
刺しゅうやレースなど、ハンドメイドの要素があることから、自作する人が多いのです。

ボヘミアでのガラス工芸の歴史

ボヘミアでは13世紀の昔からガラス工芸が行われていたようです。この技術は当時のヴェネツィアから持ち帰ったもので、産業の規模も小さいものでした。

 

ところが14世紀になると、イタリアの政情不安からムラーノのガラス職人達がボヘミアに移住し、ボヘミアの土地から産出する鉱物資源などをフルに活用するようになってきます。

こうなると一気呵成(いっきかせい)に産業も活況を迎えるのよね。

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