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北欧とは違ったチェコの素敵な雑貨アイテム<クルテク>

#雑貨 #チェコ雑貨

miesh
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2018年3月15日更新

チェブラーシカとはロシア語の古い俗語で「ばったり倒れる」という動詞を名詞化し、それに愛称を示す「シュカ」「シカ」が付いた形。直訳すれば、「ばったり倒れっ子ちゃん」とか「ドスンと落っこちたちゃん」とかそんな名前になるのです。

性別は男の子らしく、出身は絵本である「ワニのゲーニャ」の中に登場するキャラクターだったのですが、主人公であるゲーニャをすっかり食ってしまってほぼほぼ主人公の立ち位置になったのです。

それはなんといっても「不思議時空」。現実なのか空想なのか、さだかでないところがキモなのです。

クルテクに至っては、もぐらというおよそ主人公になりえない生きものがスターとなるというあり得ない発想がスタートとなっていますし、チェブラーシカの友人はハリネズミやワニだったりと、奇想天外な発想が何気なく形になっているのです。

クルテクもチェブラーシカも、そのストーリーはこれといったオチもなく、とりとめもない。けれども苦にならないのです。どちらかと言えば詩的なストーリーと言えます。

アニメや短編映画を見ていない人でも、そのキャラクターの持つほっこりとしたなぜか懐かしいかわいらしさに引き寄せられるのかもしれませんね。

北欧には鉄板の愛されキャラクターがいる!それは・・・

ムーミンです。トーベ・ヤンソンによるムーミン谷に住む奇妙な生きものたちが織りなす友情がなんとも言えず深いものがありました。

日本では特に日曜日の7時半から30分の枠で放送されていたカルピスまんが劇場(のちの世界名作劇場)で爆発的ヒットとなりました。

ヨーロッパではタンタンが人気だった。

この頃、北欧でも人気があったのはベルギーの作家によって作出されたタンタン(TinTin)。世界を股にかけて活躍し、まざまな事件を解決して行く少年は、北欧のみならず、ヨーロッパ中で子どもにも大人にも人気でした。日本で言えば、名探偵コナンみたいな感じなのかな。

日本でも、最近スピルバーグが実写映画化したせいか、注目され、専門ショップもあるほどです。

クルテクの象徴するもの

タンタンの絵本は、世界旅行がメーンの冒険話なのですね。つまり、クルテクとかチェブラーシカ、ムーミンとはどちらかと言えば対極にあるようなアニメなのです。

クルテク、チェブラーシカ、ムーミンは、自分たちの住んでいる世界から決して離れないのです。

「限られた狭い世界で、最大の幸せを感じて生きる」――この辺が海に囲まれ、長い間鎖国をしていた歴史を持つ日本にぴったり合ったのかもしれませんね。

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