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バリエーション豊富な【菜の花レシピ】で春を満喫♪

#菜の花 #レシピ

松本真由美
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2018年2月8日更新

ほのかな花の香りとほろ苦さが魅力の「菜の花」を見かけるようになると、春の訪れを感じます。この季節に一度は食べたくなりますが、調理の仕方がわからないからと敬遠される方も多いのでは。栄養価が高い菜の花はおすすめの食材です。保存の仕方、茹で方、活用レシピを参考に、ぜひ菜の花デビューしてみてください。

春の訪れを告げる菜の花

菜の花はアブラナ科アブラナ属の花の総称で観賞用としても多く知られていますが、食用としてはつぼみのついた茎を「菜の花」として食べます。古くから野菜としてや油を採るために栽培されてきました。菜の花の旬は1~3月。つぼみのままで花が咲いていないものを選ぶのがポイントです。

幼いころは、独特の苦みや土手に生えているのを見て食用とは思えず敬遠していましたが、大人になるにつれてあの独特の味のよさがわかるようになってきました。

ですが、独特の苦み、実は新鮮なものほど少ないって知っていましたか?

土手に生えている菜の花は食べられる?

「観賞用」と「食用」とでは違うのか、土手などに生えている菜の花は食べられるのか疑問に思ったことはありませんか?

店頭に並んでいるものは品種改良されていますが、野生のものもちゃんと食べられるんですよ。

ただし、闇雲に食べてはいけません。茎が伸びて花が咲いたものは固くて食べられないので、それ以前のつぼみの状態、若芽やつぼみの先端5~10㎝辺りを摘んで食べるといいでしょう。摘むときは、アブラムシがいないか、車の排気ガスに汚染されていないか、動物の排泄物などないか、農薬が撒かれていないかなど注意する必要があります。

時々、苦みが強すぎると感じることがあると思いますが、摘みたての新鮮なものほど、柔らかく独特のクセや苦みも少ないので美味しく召し上がれます。店頭で売られているものは日にちが経っているため、苦みが強くなってきているのです。

ビタミンCやミネラルが豊富

ビタミンCやカリウム・鉄分などのミネラルが他の野菜より多く含まれています。
ビタミンCはほうれん草の3倍以上、βカロテンはピーマンの5倍。アクはほうれん草の20分の1以下なので、調理するときは茹ですぎないようにしましょう。

○βカロテン…皮膚や粘膜、免疫機能を正常に保ったり、視力を維持するために必要な成分
○ビタミンC…コラーゲンの合成を助け肌にハリをもたせる。ミネラルの吸収促進、傷の治癒など
○カリウム…神経や筋肉の機能を正常に保つ必要不可欠な成分
○鉄分…貧血を予防

菜の花の栄養価はとても優れています。特につぼみは花を咲かせるための栄養分が詰まっているので、ぜひ召し上がってみてくださいね。季節の変わり目で体調を崩しやすいこの時期、旬の野菜を食べてしっかり栄養を取りましょう。

菜の花を美味しく食べるコツ

選び方

茎が太くしっかりとしていて、花が咲く前のつぼみを選ぶようにしてください。つぼみが少し色づいているぐらいだと、料理の彩りをよくしてくれますよ。

 

保存の仕方

野菜としては足が早いほうなので、2~3日以内に食べるのが理想です。
湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。

冷凍保存はおすすめできませんが、する場合は、固めにサッと茹でて冷凍用保存袋に入れて保存してください。

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    食生活アドバイザー2級。 COOKPADにオリジナルレシピを掲載中。 身近な食材で簡単にできる料理を紹介...

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