複数枚で作る多面体の折り紙のことを「ユニット折り紙」または「くすだま」と呼びます。とてもきれいなアート作品は、自分で作るには敷居が高いように思いますが、コツを掴めばとても簡単。パーツの組み合わせで成り立つ多面体折り紙は、ユニット数が4つなのか168個なのかの違いだけです。ではさっそく作り方とコツを見ていきましょう。
多面体折り紙「くすだま」とは?上手に折る2つのコツ
多面体折り紙とは、同じ形のパーツ(ユニット)を複数組み合わせて作る折り紙のことを言います。ユニットを組み合わせて作るためユニット折り紙とも言われます。 海外では、Modular Origami(モジュラー折り紙)と呼ばれひそかに人気がある日本の伝統作品です。
コツ1.正確に折ることが重要ポイント
ユニット折り紙のベースとなるのはパーツです。ひとつひとつのパーツの組み合わせから成り立っているので、基礎になるパーツはきちんと折りましょう。
基本のパーツがきれいだと組み合わせたときの形もきれいに仕上がります。 折り方の説明で折り目をつけるサインが度々出てきますが、完成形になる前の形づくりなので、折り目は面倒でもきっちりつけていくことがポイントです。
コツ2.ホワイトラインをできるだけ無くす
折紙のズレのことを「ホワイトライン」と呼びます。一度ホワイトラインをつけてしまうと、仕上がりの見た目が悪くなってしまうので、要注意。このズレを無くすためには、できるだけ線と線を合わせるように、折っていきましょう。
【3~12枚で作る】初心者向けの多面体折り紙のくす玉
くすだまの作り方は、簡単!ユニットを作ったら、あとは組合せるだけ。まずは、初心者向けの3~12ユニットから作るくす玉からみていきましょう。