6.5の2mmほど外側から斜めに刃を入れていく
7.断面がV字になるように抜ける
5と6の過程がうまくいったら、このように、断面がVの形になるように消しゴムの削りカスが抜けるはずです。 この調子で、スタンプを押した時に印面になる部分だけを掘り残すように、ラインを彫っていきます。
三角刀で彫る方も
出典 heykumo.org
ラインの外側をV字に彫っていくこの作業、三角刀で一気にやってしまう方もいらっしゃいます。筆者はこちらの方法ではやったことがないのですが、細かく彫れる三角刀があれば、単純な図案で挑戦してみるといいかもしれません。
8.余分な部分を切り落とす
出典 heykumo.org
ラインを彫り終わったら、余分な部分を切り落とします。 デザインナイフをそのまま使ってもいいし、彫刻刀でザクザク彫り取っても構いません。
9.ねりけしでゴミを取る
彫り終わったら、削りカスなどのゴミをねりけしで取ります。練り消しは、専用のものでなくても文具屋や100均にある普通のもので構いません。 えんぴつの跡なども練り消しで取れますが、クレンジングオイルやオリーブオイルなどでお掃除すると練り消しよりもあっという間に綺麗になるそうですのでご参考までに!
10.試し捺し→微調整→完成!
ここでドキドキの試し捺しです。 彫り残しやラインの微調整などをして、満足いくまで修正したら完成です♪ 修正のしすぎで、必要なラインを落としてしまわないよう気をつけてくださいね!
5で外周をぐるっとナイフでなぞり終わったら、次は消しゴムを上下反対にします。 5で入れた切れ目の2mmほど外側から、5と同様に斜めに刃先を入れ、またぐるりと2mm外側の外周をなぞっていきます。