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今さら聞けない?!レジンのイロハ〜基本知識から必要な材料・作り方まで〜

#レジン #100均DIY #知識 #アクセサリー

villaeakko
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2015年10月9日更新

今や100均をはじめ、クラフトショップには様々なレジン関連のパーツが揃っています。一つ一つを見てもとても可愛らしいのですが、作り方の知識がないとどう使っていいのかチンプンカンプン...。そんな方でもレジンを使ったオリジナルアクセ作りを楽しめるように解説したいと思います。
まず、「レジン 」とは英語の「resin」のことをいい、日本語に訳すと「樹脂」のことをさしています。刺激臭もほとんどなく、金属・紙・布・プラスチック・タイルなど幅広い素材に使えます。

成型用として市販されていますレジンには、とてもたくさんの商品があり、どれを使ったらいいのかが初心者には分からないんですよね...。
大きく分けると、「透明に固まる物」と「不透明に固まる物」があり、アクセサリーを作るのに使うのは透明なレジンです。

UVレジンってなに?

今、クラフトショップ等の売り場にはたくさんの透明レジンが売られていて名前も色々ありますが、中身はほとんどがエポキシレジンです。100円で売られているものと、それなりの値段がするものとの違いは品質です。エポキシレジンにもいろんな種類がありますし、製造方法によっても品質が変わってきます。

エポキシレジンの良し悪しとは、「きれいに固まるかどうか」になります。 品質のよくないものは、固まったあとに表面がべたついたり、固まる過程でこまかい気泡が発生したり、きちんと固まらなかったりします。

ダイソーのレジン液

UVクラフトレジン液 5g入り:本体 580円 税込 627円 UVクラフトレジン液 25g入り:本体 1500円 税込 1620円

レジンの品質の良し悪しは、だいたい値段と一致しています。初心者だからとりあえず安いもので...という考えに陥りがちですが、本当にどんな商品を選んだら良いのかは、これらの話を参考にしてから選んでみてください。

エポキシレジンは鮮度が重要なのですが、安い商品の中には製造年月日が相当前のものもあるようで、そうしたレジンの多くは品質が劣化して、使い物にならないこともあると言います。開封前の密閉状態でも硬化剤は徐々に劣化していくことを覚えておいてください。

UVレジンアクセサリーを作るのに必要な材料は?

【UVレジン液】
レジンには主剤と硬化剤を混ぜて固める2液タイプのものもありますが、1液でそのまま使えるのがUVレジン液です。固まる時間も2液タイプのレジンより短く、お天気の良い日に太陽光に当てれば、約30分~1時間ほどで固まります。(硬化する時間は、気象条件や紫外線の強さ、作品の大きさなどにより異なります。)

【ピンセット】
小さなパーツを配置するのに使います。

【爪楊枝】
UVレジン液を流し込む際に出来る気泡をつぶしたり、レジンの表面を整えるために使います。レジン液に色をつけるときやラメを混ぜる時にも使います。

【シリコンマット(クリアファイルを切ったものでも代用可)】
フレームパーツなど底のないパーツにレジンを流し込むときに下にひくと、硬化させてもくっつかずきれいに取り外せます。

UVライトは必要?

UVライトがなくても、太陽光を利用すればレジンは固まります。日当たりの良い場所に置いておけば5分~30分程度で硬化します(天候や季節によって時間は変動します)。
しかし、層を作って何度も固めるような場合、1つのアクセサリーに何日もかかることになってしまいます。
その点、UVライトを使うと短時間でUVレジン液を硬化させることが出来ます。

クラフトショップで取り扱っているものは高価(36Wで約7,000円)なので、初心者でいきなりの購入には踏み切れないですよね...。

UVライトの種類は9Wと36Wの2種類
〈9W〉
メリット:コンパクト、低価格
デメリット:硬化に時間がかかる(36Wに比べて)、一度にたくさん入らない
〈36W〉
メリット:短時間で硬化できる
デメリット:サイズが大きい、値段が高い

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