1. 梅のアクを抜いてヘタを取り乾燥させる
- 青梅や熟していない梅を使う場合は、アク抜きしていきます。大きめのボウルに梅を入れ、梅がしっかり浸る量の水を注ぎます。そのまま2~3時間放置し、アク抜きしてください。南高梅や黄色く熟した梅を使う場合、アク抜きは不要です。
- つまようじや竹串を使って、ヘタを取り除いていきます。梅の果肉を傷付けないように、優しく丁寧に指先を動かすところがポイントです。
- ヘタを取った梅は、清潔なタオルなどで水分をよく拭き取ります。水分が溜まりやすいヘタの部分は念入りにチェックしましょう。水分を拭き取ったら、日光の当たらない風通しのよい場所で1時間ほど乾燥させます。
2. 材料の量って瓶に入れたら完成
市販されている梅酒くらいの甘さを目指し、「梅:お酒:砂糖=1:1:0.8」の比率で材料を量ります。下処理した梅と氷砂糖を交互に入れていき、最後に黒糖焼酎を注ぎ入れます。これで作る工程が完了です。
3. 半年~1年熟成保管したら飲みごろ
完成した梅酒を台所の下など、なるべく冷たくて暗い場所に保管します。冷蔵庫に入れると梅のエキスが出にくくなってしまうため、室温で保管するのがおすすめです。
氷砂糖が解けるまでは週に2~3回ほど容器をゆするように動かし、全体の濃度を均一にします。氷砂糖が完全に溶けきったら動かすのはやめ、そこから半年ほど熟成させましょう。梅酒の飲み頃は、漬けてから半年~1年といわれていますが、熟成途中で味見をすることも自分で梅酒を作る楽しみのひとつ。熟成による風味の変化を味わいながら、梅酒の完成を待ちましょう。
氷砂糖が解けるまでは週に2~3回ほど容器をゆするように動かし、全体の濃度を均一にします。氷砂糖が完全に溶けきったら動かすのはやめ、そこから半年ほど熟成させましょう。梅酒の飲み頃は、漬けてから半年~1年といわれていますが、熟成途中で味見をすることも自分で梅酒を作る楽しみのひとつ。熟成による風味の変化を味わいながら、梅酒の完成を待ちましょう。
梅酒にぴったりのお酒《ホワイトリカー・ブランデーなど》
梅酒は基本的にアルコール度数35%以上のお酒であれば作ることが可能です。アルコール度数が低いと保存性に影響が出るほか、梅のエキスがうまく抽出できなくなることがあります。長期保管をせず、2年ほどで飲み切るという場合であれば、アルコール度数が30%程度のお酒でも美味しい梅酒が作れます。
ホワイトリカー
果実酒を作る際によく使われる定番のお酒といえば「ホワイトリカー」です。ホワイトリカーは果実の風味がはっきりするのに加え、アルコールの香りを強く出してくれます。お酒好きな方におすすめです。