シンクも調理器具もスッキリ！ミニマリストのキッチン収納術とは

三角コーナーと同じく断捨離してよかったものに挙げられているのが水切りカゴです。
水切りカゴを置いてしまうと、どうしてもそこに食器がたまりがち。清潔なふきんを敷いた上に洗った食器を並べるようにすれば、すぐに食器を片付ける癖がつき、清潔なキッチンを保つことができますよ。

私自身は何度かやってみたものの、やはり必要だと感じて水切りカゴを買い戻しました。
「みんな捨てているから」ではなく、自分に合う・合わないで判断するのもミニマリスト流の整理術です。

コンロ脇には調理用具が増えがちですよね。必要な時にさっと取り出せないと、卵に火が入り過ぎてしまったり、料理に支障が出てしまいます。
調理器具は一軍と二軍以下の物を分けることをおすすめします。
毎日調理に使い、かつコンロ脇で使う物を一軍とし、ピーラーや泡立て器などコンロの近くで使う必要のない、かつ毎日は使わない物を二軍以下として別の場所にしまうと、使いやすくなりますよ。二軍以下は定期的に見直して、使っていない道具があれば処分してしまうのがおすすめです。

さらに一軍になるものも、「お玉って毎日使うかな？」などと疑ってみてください。毎日汁物を作る習慣のないご家庭では、案外使用頻度が少なかったりします。
一人暮らしのミニマリストである私は、小さなバターウォーマーで汁物を作るので、お玉が不要に。バターウォーマーを傾けるだけでいいのでお玉が不要になり、断捨離しました。

ミニマリストは吊るす収納を活用する方が多いです。
物を直に置かないためカビなども発生しにくく、衛生的。拭き掃除もしやすいです。
著者はまな板、トング、無印良品のシリコンスプーン、キッチンバサミを吊るして収納しています。

カトラリー、ラップ、お弁当グッズ、クッキーの型…。
こまごましたものが集まるキッチンの引き出しは、死角も多く、何を入れたかよく覚えていない「魔窟」と化してしまいがち。引き出しを魔窟化させないミニマリストの知恵をご紹介します。

カトラリーってどれくらいお持ちですか？必要な本数はお箸、スプーン（大小）、フォーク（大小）、ナイフ、ぞれぞれ家族の人数分にプラス2本ほどでしょうか。お客さんの訪問機会が多いご家庭でしたら、もう少したくさん必要かもしれませんね。
ですが、多くのご家庭では適正量よりかなり多い量をお持ちの場合がほとんどではないでしょうか。
安価でかわいいデザインが豊富なカトラリーはキッチンで増えやすいもののひとつです。

引き出しの中を整理するなら、ぜひカトラリーから初めてみてください。
必要な本数が出しやすいカトラリーは、断捨離初心者の方でも比較的捨てやすいです。