ミニマリストの思考として、
- 物を少なくする
- 手間を少なくする
- 選択を少なくする
この3つがあります。
ミニマリストは「物」を減らす代償として、「手間」「選択」を増やすことを嫌います。
例えば折り畳み傘。バッグから傘を抜けば、バッグの中の物は減ります。しかし雨が降ったときの手間が増えたり、出先で傘を買う・買わないの選択に悩む…。そんな事態が予想されますよね。なのでミニマリストは折り畳み傘を持っている場合が多いです。
物だけを見るのではなく、「物」「手間」「選択」を最小限に抑えるのがミニマリスト流のバッグ作りです。
「バッグの中身は?」パッと答えられないものは不要
例えば財布を盗まれたとき、中に入っている金額を聞かれたけれど答えられなかった…。そんな経験はありませんか?節約家で家計の収支を徹底している人なら、すぐ答えられるはずですよね。
ミニマリストも同じです。どれくらいの量を持ち歩くかは個人差がありますが、「自分が今、何をどれだけ持っているか」を常にしっかり把握しています。
「バッグの中身は?」そう聞かれて、ぱっと答えられない物はバッグから出してしまいましょう。ポーチの中身も全部、筆箱はペンの種類と本数まで全部言えるようにしてみてください。思い出せない物は使えません。ないと思って外出先で買ってしまった…なんて事態も防げます。
「コンパクト」は後回しでいい
ただその持ち歩き専用のメイク道具、本当に必要でしょうか。使用感や色味が違って困る時、ありませんか?「あって当たり前」や「コンパクト」にとらわれず、物・手間・選択を最小限にする。それがミニマリスト流の物選びです。
毎日のようにメイク直しをする場合は、コンパクトで軽い方がいいでしょう。コンパクトにすることで持ち歩きの手間を大きく削減できます。ですが「たまにアフターファイブがある」程度の場合は、購入することで物が増える・慣れない物を使う手間が増える・買うときにたくさんの選択をしなければならない…。荷物をコンパクトにすることと引き換えに、物・手間・選択すべてが増えてしまいます。
この場合は普段使いのメイク道具を厳選してポーチに詰めるだけで十分。持ち歩き専用に買うのは油取り紙くらいでいい場合も多いです。
「便利なもの」は自分にとって使いやすいものだけ
家計簿やスケジュール管理、買い物など、スマホの便利アプリを駆使して荷物のコンパクト化をはかる人。一方でクレジットカードを全て断捨離し、お金の流れを現金一本にシンプル化する人も。
ショップカードを持つ人、アプリにする人、全て断捨離する人、いろいろです。
何を減らすかはその人次第。何が良い・悪いではなく、物・手間・選択を最小限にする物選びの結果、おのずと好みが分かれていきます。
バッグの数はどう減らす?
女性ミニマリストはバッグを3〜5つ持つことが多いようです。
用途がかぶらないよう、大きさ違いで持つケースが多いです。