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実はよく知らない?食用油の種類や特徴と適した使い方

#料理

comacky
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2020年4月8日更新

オメガ9系脂肪酸

代表的な脂肪酸として「オレイン酸」があります。オレイン酸は、上で紹介した2つの脂肪酸と違い、体内でも合成されます。血液中の善玉コレステロールを減らさずに、悪玉コレステロールを減らす効果があるといわれています。

オレイン酸を含む代表的な油として、オリーブオイルが挙げられます。最近では、オレイン酸が多く含まれるように原料が品種改良されたべに花油やなたね油が多く売られています。

※良い効果が期待できるといっても、油の摂りすぎには充分注意しましょう!

覚えておきたい食用油の種類は?

①実はいろいろ種類がある「サラダ油」系

揚げ物に使うイメージが強い、いわゆる「サラダ油」。
原料名によって「なたねサラダ油」などと呼びます。主な種類は以下の通りです。

なたね】
日本の代表的な食用油。熱に強いので、炒め物・揚げ物に向いています。
「キャノーラ」もなたねの一種です。

とうもろこし】
コーン油はとくに揚げ物に向いています!

べにばな】
サフラワーとも呼びます。無味無臭で、軽い食感が特徴です。

ひまわり】
風味は淡泊。マヨネーズやドレッシングの原料に使用されます。

大豆】
日本の代表的な食用油。マヨネーズやマーガリンなど、広く使用されています。

綿実】
まろやかな風味で、冷めても風味が落ちにくく、高級油として取り扱われています。

こめ】
米ぬかから抽出される油で、さらっとしてクセがないのが特徴です。

ごま】
天ぷらの揚げ油、炒め油、仕上げの風味付けと、幅広く用いられます。

ぶどう】
名前の通りブドウの種が原料で、「グレープシードオイル」と呼ばれています。ほぼ無臭でクセがなく、綺麗な色をしています。スパイスやハーブと相性がいいです。

全般的にサラダ油は加熱に強いので、炒め物や揚げ物に最適です。

保存方法は、直射日光のあたらない、暗いところで常温保存が向いています。

②中華料理に欠かせない「ごま油」

サラダ油にも分類されますが、香りが良いので中華料理を作るときや、麺類や炒め物の仕上げに回しかけて風味を出す、という形で使われることが多いですね。

保存方法は、直射日光のあたらない、暗い常温の場所で保管してください。

③生でも加熱してもOK「オリーブオイル」

健康にいいというイメージが定着し、私たちの生活にもなじみ深いオリーブオイル。
オリーブオイルは加熱しても、そのままサラダやお肉・お魚にかけても美味しく食べられます

オリーブオイルは大きく二つに分けられます。
・エキストラ(エクストラ)バージン
・ピュア

【エキストラ(エクストラ)バージンオリーブオイル】
オリーブの実をしぼってろ過しただけで、何も混ぜていないもの。香りや成分の基準を満たしたものだけが「エキストラ(エクストラ)」と呼べます。豊かな香りがあるので特に生食におすすめです。

【ピュアオリーブオイル】
しぼったオイルを精製したものに、「エキストラバージンオリーブオイル」または「バージンオリーブオイル」をブレンドしてできたものです。精製する段階で香りや風味は調整されますが、油としての成分は変わりません。

私のおすすめは、「オリーブオイル+塩」を、トースト、豆腐、納豆にかける食べ方です。
ほどよい塩気とオリーブオイルの風味の相性が最高です!

保存方法は、直射日光を避け、暗い場所で常温保存がおすすめです。

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