手芸やDIYで、手軽に接着できるグルーガン。安く入手できるため、工作に重宝する人は多いのではないでしょうか。しかし、グルーガンも接着剤のひとつ。くっつけた材質によっては、剥がし方がそれぞれ異なるため注意が必要です。本記事では、グルーガンの剥がし方について素材別にご紹介いたします。
グルーガンの接着と剥がし方について
すぐに接着できるグルーガンは、小物作りや工作にとても便利なアイテム。しかし、手軽に接着できるだけに、間違って意図ない場所にくっつけてしまうなんてことも、よくあるのではないでしょうか。
グルーガンは、他の接着剤に比べて接着時間が短いうえ、接着力もそう強くはありません。そのため、大抵は静かに剥がすときれいに剥がれます。また、跡に残った糊も、接着したばかりであれば指で擦ったりすれば簡単に取り除けます。
ただし、キレイにはがれるかどうかは、接着した材質によって大きく異なります。ピタッと固定しているものを無理矢理剥がすと、素材同士が壊れたり、破れたりすることもあります。
そこで、素材ごとのグルーガンの剥がし方について、それぞれ詳しく解説していきます。
グルーガンは、他の接着剤に比べて接着時間が短いうえ、接着力もそう強くはありません。そのため、大抵は静かに剥がすときれいに剥がれます。また、跡に残った糊も、接着したばかりであれば指で擦ったりすれば簡単に取り除けます。
ただし、キレイにはがれるかどうかは、接着した材質によって大きく異なります。ピタッと固定しているものを無理矢理剥がすと、素材同士が壊れたり、破れたりすることもあります。
そこで、素材ごとのグルーガンの剥がし方について、それぞれ詳しく解説していきます。
グルーガンで付けた木の剥がし方
グルーガンで接着した木を剥がす場合は、まずは温めることです。ドライヤーで温風をあてて、グルーが溶けてきたら、静かに剥がしてください。木に残ったグルーを取り除く際に、無理に剥がすと木の繊維ごと剥けてしまうこともありますから、先の平らな物で削ぎ落としてください。
また、無水エタノールをしみ込ませた布を木材の接着部に押し当てると、グルーが取れやすくなります。エタノールは気化するので、跡は残りません。
木材に染みこんでしまったグルーは、残念ながら取ることは不可能です。
また、無水エタノールをしみ込ませた布を木材の接着部に押し当てると、グルーが取れやすくなります。エタノールは気化するので、跡は残りません。
木材に染みこんでしまったグルーは、残念ながら取ることは不可能です。
グルーガンで付けたプラスチックの剥がし方
グルーガンでプラスチックやガラスを接着した場合、高温タイプのグルーガン(130~150℃でグルーが溶けるタイプ)で接着してあることが多い傾向にあります。このような場合は、グルーガン接着の中でも、しっかりと固定されているものがほとんど。そのため、プラスチックの接着部分をドライヤーで温めるか、熱めのお湯につけてグルーを柔らかくしてからゆっくり剥がしてください。
中には高温に弱いプラスチックもありますから、温める時は少しづつ試してください。
より効果的に剥がしたい場合には、無水エタノールが効果的です。エタノールがない場合は、ライターのオイルでも代用できます。
中には高温に弱いプラスチックもありますから、温める時は少しづつ試してください。
より効果的に剥がしたい場合には、無水エタノールが効果的です。エタノールがない場合は、ライターのオイルでも代用できます。
グルーガンで付けた紙の剥がし方
低温用のグルーガンでつけた紙であれば、接着力はさほど強くありませんので、そっと剥がしてみると意外と簡単に剥がれます。ただし、紙に残ったグルーの塊を取る際に紙が剥がれてしまう場合が難点です。
グルー部分もきれいに取りたい時には、ドライヤーでゆっくり温めれば、固まっていたグルーも柔らかくなるので、爪で取り除けばOKです。
グルー部分もきれいに取りたい時には、ドライヤーでゆっくり温めれば、固まっていたグルーも柔らかくなるので、爪で取り除けばOKです。