家の中でもキッチンは特に物が溢れている場所です。その膨大な数の道具をきちんと収納するには今ある場所では足りない!と思っている方は多いはずです。断捨離しますか?リフォームしますか? その前に、その収納のお悩み、「突っ張り棒」で解消できないか、ちょっと考えてみませんか。
キッチン収納に突っ張り棒を使用する前に
ネジって固定していませんか。
突っ張り棒のいちばん普及しているもので、気軽に使えるタイプはバネ式のものですね。皆さん、欲しい場所に突っ張り棒を当てて、ネジネジネジネジ…して壁に密着させていませんか?実はそれだと落ちるリスクが高いのです。バネ式の突っ張り棒は、取り付ける寸法よりも少しだけ長くしておいて、頭の部分をギュッと押さえて「押し込む」というのが突っ張り棒を落ちにくくする方法なのです。
固定面が凸凹していていませんか。
突っ張り棒は平らな面につけなければ落ちやすくなります。もし、すりガラスのように微妙な凹凸がある時は突っ張りたい面に平らなものを貼り付けてあげれば付けることができます。また、壁が微妙に歪んでいる場合など、壁と棒の間に耐震マットなど柔らかめの物を当てて面全体が密着するようにしてください。
荷重かかる場合は要注意
突っ張り棒を使った収納は手軽で便利ですが、重い物を乗せたい時は要注意です。その他、突っ張り棒が落ちては困る場合は、固定面の補強をしてください。耐荷重が大きいジャッキ式の突っ張り棒を選ぶか、バネ式の物であれば棒が落ちないように受けを付けると安心ですね。
目的別 キッチン収納の突っ張り棒活用術
吊戸棚を使い易くする
さらに棚を作って、つかえる吊戸棚に変身
日本のキッチンの使いにくい場所の筆頭ともいえる吊戸棚。高いところにあるから使い勝手が悪い、でも日本の住宅事情からすると、なければないで何かと困る…のに、使いこなしていない、単なる使わない物置き場と化している…。でも、これだけ整然と整っていれば、積極的に使いたくなりますね。