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酒粕パックでお肌ツルンツルン。作り方と効果の検証

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2017年1月10日更新

美白に効く「アルブチン」「コウジ酸」「フェルラ酸」

食べてもよし、肌に塗ってもよしの万能アイテムの酒粕は、実は日本酒以上に美肌効果が期待できるようです。美白成分として有名な「アルブチン」や、抗酸化力の高い「フェルラ酸」などの天然成分を豊富に含んでいます。 また、保湿成分も含まれているので、潤い効果も期待できます。肘やかかとなどかさつく場所には、サランラップで密閉して暫く置けばしっとりと潤いのある肌に大変身。 また、嬉しいことに酒粕に含まれる「コウジ酸」が老化の原因である糖化を防いでくれるので、アイチエイジング効果も期待ができます。

「アルブチン」で安全に美白

”お肌の漂白剤”とも呼ばれるアルブチンは、シミなどの美白に効く成分として有名な「ハイドロキノン」の誘導体です。ハイドロキノンは効果が高い反面、肌への刺激が強いため濃度や取扱には厳格な注意が必要です。厚生労働省に認められたアルブチンは、ハイドロキノンよりも安全性が高いことから、敏感肌の方にも安心して使えます。

酒粕には天然のハイドロキノン誘導体である「アルブチン」が含まれているため、安全に美白の効果が期待できます。

「コウジ酸」の働きでアイチエイジング

酒粕に含まれるコウジ酸は、麹菌の発酵過程で生み出される発酵代謝質でメラニン色素の発生を抑制する効果があり、アルブチンとタブルの働きで美白を実現してくれます。

またコウジ酸には老化の原因である活性酸素を抑制する働きがあり、たるみやシワに悩む人にも効果的です。

さらには、抗糖化作用によって、糖化の原因物質AGEsの働きを抑制してくれるため、肌の黄ぐすみにも効果的です。

「フェルラ酸」はメラニンを抑制しシミにも効果あり

フェルラ酸には、メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼという物質の活性を抑える働きがあり、メラニン色素が作られるのを抑えてくれます。色素沈着を防ぐことによって、透明感のある美肌へと導いてくれます。

また、フェルラ酸にも抗酸化作用があり、活性酸素を除去し老化防止にも効果的です。

高い保湿力で肌がしっとり

酒粕には、米由来のセラミドと類似の働きをするスフィンゴ脂質が含まれています。 スフィンゴ脂質は、肌の中の水分をサンドイッチ状に挟み込み、水分を逃さないようにしてくれる成分です。そのために高い保湿力があります。

保湿&抗炎症作用でニキビも改善

酒粕には身体を温める作用があり、皮膚表面の温度を上げ毛穴をしっかりと開いてくれる効果があります。 酒粕に含まれる「コウジ酸」は抗炎症作用があり、赤く腫れたニキビを鎮静化させ、「酵母」による保湿効果で乾燥による皮脂の過剰分泌を抑制してくれます。 つまり、抗炎症作用と保湿効果でニキビを改善することが見込まれます。

日焼けのレスキューアイテムとして

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