接着芯を貼る前に手ぬぐいの糸のほつれをカットしておくと仕上がりがきれいに見えます。接着芯の貼り方は、後で縁ぎりぎりのところに端ミシンをかけるので、布の縁へぴったり沿わせるようにします。マチ針を打つようにアイロンで何カ所か縁を軽く引っ付け、全体を合わせていきます。接着芯を貼るとアイロンの滑りが悪くなるので、直接アイロンに接着芯が触れないよう薄布を挟んでアイロンをかけました。
帯と付箋型のしおりを作る
帯と付箋もアイロンで縫い代を折った後で、接着芯を貼ります。貼ったらぐるりと縁に端ミシンをかけておきます。
帯の位置を決める
帯がどの位置に来るか、布本体へ取り付ける前に確認します。右そでの折り込みは右端から5.5㎝の位置です。左そでは私の場合、左から9㎝の位置に決めました。本の厚さやブックカバーの仕上がり具合により、変わってくるのかなと思います。
周囲を縫う
布本体に帯と付箋をのせて、端ミシンをぐるりと一周かけます。右そでは右端から5.5㎝の位置で折っておきます。出し入れする部分は破れないよう丈夫に縫いました。
完成品
今回は手ぬぐいで作るブックカバーをご紹介しました。型紙通りに裁断し、接着芯を貼ったら帯やしおりと一緒に縫い込み完成です。しおりは読みかけの頁を挟むときに使います。一枚の手ぬぐいで作る以外に、お気に入りのハギレを集めて作るのも楽しいです。